介護
親への『ありがとう』を1日1回、続けて1年経った話
去年の春から、わたしは87歳の母に、1日1回『ありがとう』を伝える、というささやかな試みを始めました。母の介護で疲れていた62歳のわたしの、自分への小さな提案でした。1年経って、わたしと母の関係に、確かに何かが起きました。声に出すだけの『ありがとう』が、母と娘の最後の数年を、温めてくれた話を、書きます。
COLUMN — 夜の長文
実用情報ではなく、誰かの夜の独白を。
編集を控えめにした、生々しい体験談だけを集めています。
介護
去年の春から、わたしは87歳の母に、1日1回『ありがとう』を伝える、というささやかな試みを始めました。母の介護で疲れていた62歳のわたしの、自分への小さな提案でした。1年経って、わたしと母の関係に、確かに何かが起きました。声に出すだけの『ありがとう』が、母と娘の最後の数年を、温めてくれた話を、書きます。
友人関係
65歳のわたしが、夫とふたりで桧枝岐に旅をしたあの3日間に、ふっと、別々の場面で思い出した3人の古い友達のこと。20代の同僚、30代の母仲間、40代のママ友。旅は、なぜか、忘れていた人を思い出させてくれます。旅から帰って、わたしがその3人に出した手紙の話も。
熟年離婚
63歳の春、わたしは夫の浮気を疑い始めました。3ヶ月のあいだ、夫の小さな変化に振り回されて、夜が眠れなくなりました。65歳の今、振り返って、結局その疑いは何だったのか、わたしがどう抜け出したか、夫との関係はどう変わったか、正直に書きます。
夫婦
結婚35年、夫はわたしたちの結婚記念日を、一度も覚えていたことがありません。最初の10年は怒っていました。次の10年は諦めていました。最後の15年、わたしは、自分のためにあるささやかなことを始めました。62歳のいま振り返って、結婚記念日との付き合い方を、書きます。
楽しみ・ひとり時間
60歳までは予行演習、65歳から人生の本番、という言葉を最近どこかで読みました。65歳になって、わたしは確かに何かが変わりました。本番が始まったと感じた1年で、わたしが思いきって諦めた3つのことを書きます。諦めると、不思議と、人生が軽くなりました。
介護
89歳の姑が末期がんと診断され、本人の希望で自宅看取りを選びました。義実家での最後の3週間、義父と夫と義妹とわたしの4人で交代しながら、姑のそばにいた日々の話。後悔したこと、よかったこと、訪問看護師さんからの大事な助言を、65歳の今、書き残します。
姑・嫁
孫の小学校の運動会で、わたしと夫、義姉夫婦、義姉の長女夫婦と、その孫(姪の子)の7人が、ひとつのレジャーシートに並んで座りました。義姉と並んで座るのは、30年の結婚生活で初めて。その3時間で、義姉と初めて、義両親が亡くなった後の話をできた、ある秋の日の記録です。
介護
82歳の母は、認知症ではない、ですが、明らかに以前と違う。病院では『年齢相応』と言われ、はっきりした診断はつかない、いわゆるグレーゾーンの2年。62歳の娘のわたしが、毎週通いながら、母の小さな変化を3つの観点で観察してきた記録です。
姑・嫁
結婚して35年、毎年お盆と正月には、夫の実家に2泊3日で通ってきました。ところが、ある年の夏、お盆の前に、急にしんどくなって、夫に『今年は、行きたくない』と切り出しました。58歳のわたしが、35年続けてきた習慣を、ひとつ手放した夏の話を、お伝えします。
友人関係
20年ぶりに会った大学時代の親友が、わたしの家に1泊しました。その夜、リビングで日付が変わるまで話した、20年で初めて語った話。62歳のわたしと、彼女が、お互いの『隠してきたこと』を、初めて吐き出した夜の記録です。
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