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相続

相続登記の義務化、実家を相続したらまずやること

ヨバナシ編集部 読了 約5分

2024年4月から相続登記が義務化されました。親の家を相続したのに名義変更を放っておくと、過料の対象になることも。65歳のわたしが、実家を相続して登記するまでに調べたこと、必要な書類、手続きの流れを、体験からやさしくお伝えします。実家の相続で悩む方へ。

「親の家を相続したけれど、名義の変更って、しなきゃいけないの?」

実家を相続したとき、わたしも、そう思っていました。

母が亡くなって、実家を、わたしが、相続することに、なりました。

ですが、名義の変更、つまり、相続登記のことを、わたしは、よく、わかっていませんでした。

「そのうち、やればいい」

そう思って、しばらく、放っておいたのです。

ところが、調べてみると、2024年4月から、相続登記は、義務に、なっていました。

今日は、その、相続登記の義務化と、実家を相続したら、まず、やることを、わたしが、調べて、手続きした、体験から、お伝えします。

「実家を相続したけれど、何から、すればいいか、わからない」と、感じている方に、ひとつの参考に、なればと思います。

なお、相続の手続きは、ご家庭の事情によって、本当にそれぞれ違います。具体的な判断は、司法書士や弁護士などの、専門家に、必ずご相談ください。

相続登記が、2024年から、義務になった

まず、知っておきたいのが、相続登記の、義務化です。

これまで、相続登記は、いつ、やってもよく、放っておく方も、多くいました。

ですが、2024年4月から、それが、義務に、なりました。

相続(遺言を含む)によって不動産を取得した相続人は、その所有権の取得を知った日から3年以内に相続登記をすることが義務付けられました。正当な理由なく違反した場合は、10万円以下の過料の対象となります。 (出典:法務省「相続登記の申請が義務化されました」

つまり、相続を、知った日から、3年以内に、登記をしないと、過料の、対象に、なる、ということです。

しかも、これは、2024年4月より、前に、相続した、不動産にも、適用されます。

ずっと前に、親から、相続した家を、そのままに、している方も、注意が、必要です。

なぜ、相続登記が、義務になったのか

「どうして、急に、義務になったの?」

そう、思う方も、いるかもしれません。

理由は、所有者の、わからない土地が、全国で、増えてしまったからです。

相続登記が、されないまま、何代も、過ぎると、誰が、その土地の、持ち主か、わからなく、なります。

別記事(相続した実家、空き家にしないために選んだ3つの道)にも書いた、空き家の問題も、これに、つながっています。

持ち主が、わからない土地は、活用も、できず、街の、困りごとに、なってしまうのです。

実家を相続したら、まず、やること

では、実家を、相続したら、まず、何を、すればいいか。

わたしが、実際に、進めた、順番で、お伝えします。

① 遺言書が、あるかを、確認する

まず、親が、遺言書を、残していないかを、確認します。

遺言書が、あれば、その内容に、そって、相続を、進めます。

遺言書が、ないときは、相続人、全員で、話し合う、ことに、なります。

② 相続人が、誰かを、確認する

次に、相続人が、誰なのかを、はっきり、させます。

これには、亡くなった親の、生まれてから、亡くなるまでの、戸籍を、すべて、集める、必要が、あります。

兄弟姉妹が、何人いるか、ほかに、相続人が、いないかを、戸籍で、確認するのです。

③ 遺産分割協議で、誰が、相続するかを、決める

遺言書が、ない場合は、相続人、全員で、「誰が、実家を、相続するか」を、話し合います。

これを、遺産分割協議と、いいます。

別記事(遺産分割協議書、わたしが姉妹で作った時の話)に、書いたように、話し合いの結果は、書面に、残します。

兄弟姉妹で、相続する場合は、別記事(実家を兄弟で相続。揉めない4つの分け方と『先に売る』節税)も、参考に、なると思います。

④ 相続登記を、申請する

相続する人が、決まったら、法務局に、相続登記を、申請します。

これで、実家の、名義が、正式に、相続した人に、変わります。

相続登記に、必要な書類

相続登記に、必要な、おもな書類を、お伝えします。

  • 亡くなった親の、生まれてから、亡くなるまでの、戸籍謄本
  • 相続人、全員の、戸籍謄本
  • 亡くなった親の、住民票の除票
  • 相続する人の、住民票
  • 遺産分割協議書(遺言書が、ない場合)
  • 相続人、全員の、印鑑証明書
  • 不動産の、固定資産評価証明書

書類の、種類が、多くて、集めるのが、大変、でした。

ですが、ひとつずつ、市役所や、法務局で、聞きながら、進めれば、ちゃんと、揃えられます。

自分でやるか、司法書士に、頼むか

相続登記は、自分でも、できます。

ですが、書類集めや、申請書の作成が、難しいと、感じる方は、司法書士に、頼むことも、できます。

自分でやる場合

費用は、登録免許税(固定資産評価額の、0.4%)などで、すみます。

ただし、戸籍集めや、書類の準備に、手間と、時間が、かかります。

司法書士に頼む場合

司法書士への、報酬が、かかります(数万円から、十数万円が、目安)。

ですが、書類集めから、申請まで、任せられるので、手間が、ぐっと、減ります。

わたしは、戸籍が、複雑だったので、司法書士さんに、お願いしました。

おかげで、安心して、進めることが、できました。

早めに、やっておくと、安心

相続登記は、つい、後回しに、しがちです。

ですが、放っておくと、こんな、困りごとが、起きます。

  • 時間が、経つと、相続人が、さらに、増えて、話し合いが、難しくなる
  • 家を、売りたくても、名義が、変わっていないと、売れない
  • 過料の、対象に、なることもある

別記事(親が元気なうちに始める『もめない相続』3ステップ)にも書いたように、相続は、早めの、準備が、いちばんです。

「3年以内」と、決まっては、いますが、できれば、早めに、すませて、しまうのが、安心です。

さいごに

2024年4月から、相続登記は、義務に、なりました。

相続を、知った日から、3年以内に、登記をしないと、過料の、対象に、なることが、あります。

実家を、相続したら、まず、遺言書の確認、相続人の確認、遺産分割協議、そして、相続登記の申請、という、順で、進めます。

書類集めは、大変ですが、ひとつずつ、進めれば、ちゃんと、できます。

難しいと、感じたら、司法書士に、頼るのも、ひとつの方法です。

実家を、相続して、名義変更を、迷っている方は、ぜひ、早めに、動いて、みてください。

相続の、全体像を、知りたい方は、別記事(60代から始める相続の完全ガイド)も、あわせて、ご覧ください。

なお、相続の手続きは、ご家庭の事情によって、本当にそれぞれ違います。登記や、お金のことは、必ず、司法書士・弁護士・税理士などの、専門家に、ご相談ください。

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#60代 #実家 #姉妹