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相続

親が亡くなって銀行口座が凍結。相続手続きの流れ

ヨバナシ編集部 読了 約4分

親が亡くなると、銀行口座は凍結されてお金が引き出せなくなります。65歳のわたしが、母の口座が止まって慌てた経験から、口座凍結の理由、解除までの流れ、必要な書類、当面のお金に困らない仮払い制度まで、やさしくお伝えします。親の相続手続きで戸惑う方へ。

母が亡くなって、しばらくしてから、わたしは、あることに、気づきました。

母の、銀行口座から、お金が、引き出せないのです。

「どうして?」と、銀行に、問い合わせると、こう、言われました。

「お亡くなりに、なったことが、確認できましたので、口座を、凍結させて、いただきました」

お葬式の、費用や、当面の、支払いを、母の口座から、と、考えていた、わたしは、慌てて、しまいました。

今日は、その、親が亡くなって、銀行口座が、凍結されたときの、相続手続きの流れを、わたしの、体験から、お伝えします。

「親の口座が、止まって、どうすればいいか、わからない」と、戸惑っている方に、ひとつの参考に、なればと思います。

なお、手続きの、くわしい内容は、銀行や、ご家庭の事情によって、違うことが、あります。具体的なことは、取引のある銀行や、専門家に、ご確認ください。

なぜ、口座は、凍結されるのか

まず、なぜ、口座が、凍結されるのかを、お伝えします。

口座の、名義人が、亡くなると、その預金は、相続人、全員の、共有の、財産に、なります。

口座の名義人が亡くなったことを金融機関が確認すると、その口座は凍結されます。これは、相続人の一部の方が無断で預金を引き出すなどして、相続人間でトラブルになることを防ぐためです。 (出典:一般社団法人 全国銀行協会「ご家族が亡くなられた場合の手続き」

つまり、勝手に、一部の人が、引き出して、もめないように、いったん、止める、ということです。

ちなみに、銀行は、自動で、亡くなったことを、知るわけでは、ありません。

家族からの、連絡や、新聞の、お悔やみ欄などで、確認した、ときに、凍結されます。

凍結を、解除するまでの、流れ

凍結された、口座を、解除して、預金を、受け取るまでの、流れを、お伝えします。

① 銀行に、亡くなったことを、連絡する

まず、取引のある、銀行に、名義人が、亡くなったことを、連絡します。

すると、銀行から、相続の、手続きに、必要な、書類の、案内が、あります。

② 必要な、書類を、集める

相続の、手続きには、いろいろな、書類が、必要です(くわしくは、次の章で)。

③ 銀行に、書類を、提出する

集めた、書類を、銀行に、提出します。

④ 預金が、相続人に、支払われる

銀行の、確認が、すんだら、預金が、相続人に、支払われます。

別記事(遺産分割協議書、わたしが姉妹で作った時の話)に書いたように、誰が、いくら、受け取るかは、相続人で、話し合って、決めます。

必要な、おもな書類

口座の、相続手続きに、必要な、おもな書類を、お伝えします。

  • 亡くなった親の、生まれてから、亡くなるまでの、戸籍謄本
  • 相続人、全員の、戸籍謄本
  • 相続人、全員の、印鑑証明書
  • 遺産分割協議書、または、銀行所定の、相続届
  • 亡くなった親の、通帳、キャッシュカード

別記事(親の通帳と印鑑、わたしが預かるまでに決めたこと)にも書いたように、通帳の、ありかを、ふだんから、把握しておくと、こういうとき、慌てずに、すみます。

遺言書が、ある場合は、必要な書類が、変わります。

くわしくは、銀行に、確認して、ください。

当面のお金に、困ったら「仮払い制度」

「口座が、凍結されて、お葬式の、費用が、払えない」

そんなとき、知っておきたいのが、預貯金の、仮払い制度です。

これは、相続の、手続きが、すべて、終わる前でも、一定の、範囲で、預金を、引き出せる、制度です。

遺産分割が終わる前でも、各相続人は、一定の範囲で、亡くなった方の預貯金を単独で払い戻すことができます。 (出典:法務省「民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律について」

引き出せる、金額には、上限が、ありますが、お葬式の、費用や、当面の、支払いに、あてることが、できます。

わたしも、この制度を、教えてもらって、お葬式の、費用の、心配が、軽く、なりました。

くわしい、金額や、手続きは、銀行に、相談して、みてください。

早めに、動くと、安心

口座の、相続手続きは、戸籍集めなどに、時間が、かかります。

つい、後回しに、しがちですが、早めに、動くと、安心です。

別記事(相続放棄の3ヶ月、わたしが娘と作った週ごとのタイムライン)にも書いたように、相続には、期限のある、手続きも、あります。

口座の、凍結も、ふくめて、何から、すればいいか、迷ったら、まずは、銀行や、専門家に、相談するのが、いちばんです。

さいごに

親が、亡くなると、銀行口座は、凍結されて、お金が、引き出せなく、なります。

これは、相続人どうしで、もめないための、しくみです。

解除には、戸籍謄本などの、書類を、集めて、銀行に、提出する、必要が、あります。

当面の、お金に、困ったら、仮払い制度を、使うことも、できます。

慌てず、ひとつずつ、進めれば、ちゃんと、手続きは、できます。

迷ったら、銀行や、専門家に、相談して、みてください。

相続の、全体像を、知りたい方は、別記事(60代から始める相続の完全ガイド)も、あわせて、ご覧ください。

なお、手続きの内容は、銀行や、ご家庭の事情によって違います。お金や、相続のことは、必ず、取引のある銀行や、司法書士・弁護士などの、専門家に、ご相談ください。

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