ヨバナシ —女たちの秘密会議
相続

親が亡くなった後の手続き、期限の順にやさしく整理

ヨバナシ編集部 読了 約4分

親が亡くなると、悲しむ間もなく、たくさんの手続きが待っています。65歳のわたしが母を見送った体験から、死亡届、年金の停止、健康保険、公共料金、相続関係まで、いつまでに何をすればいいのかを、期限の順にやさしく整理してお伝えします。手続きに戸惑う方へ。

母が、亡くなったとき。

悲しむ、間もなく、わたしを、待っていたのは、たくさんの、手続きでした。

死亡届、年金、健康保険、銀行、公共料金。

「何から、手をつければ、いいの?」

呆然と、しながら、ひとつずつ、調べて、進めた、あの日々。

今日は、その体験から、親が亡くなった後の、手続きを、期限の順に、やさしく、整理して、お伝えします。

「手続きが、多すぎて、途方に暮れている」という方に、ひとつの参考に、なればと思います。

なお、手続きの内容は、ご家庭の事情や、お住まいの地域によって、違うことが、あります。くわしくは、市区町村の窓口や、専門家に、ご確認ください。

まず、7日以内に、やること

死亡届を、出す

いちばん、最初の手続きが、死亡届です。

病院で、もらう、死亡診断書と、一緒に、7日以内に、市区町村へ、出します。

実際には、葬儀社さんが、代わりに、出してくれることが、ほとんどです。

わたしのときも、葬儀社さんが、ぜんぶ、してくれました。

このとき、火葬の、許可証も、一緒に、もらいます。

葬儀のことは、別記事(葬儀の費用|平均161万〜42万、家族葬・直葬の選び方5つ)にも、書いています。

死亡診断書は、コピーを、多めに

ここで、ひとつ、大事なコツを。

死亡診断書は、あとの手続きで、何度も、使います。

原本を、出す前に、コピーを、5枚から、10枚ほど、とっておくと、あとが、楽です。

10日〜14日以内に、やること

年金の、受給停止

親が、年金を、受け取っていた場合、受給を、止める届けが、必要です。

年金を受けている方が亡くなったときは、「受給権者死亡届(報告書)」の提出が必要です。国民年金は死亡日から14日以内、厚生年金は10日以内に提出してください。 (出典:日本年金機構「年金を受けている方が亡くなったとき」

届け出を、忘れて、年金を、受け取り続けると、あとで、返さなければ、なりません。

早めに、年金事務所に、連絡しましょう。

なお、未支給の年金(亡くなった月の分など)は、家族が、受け取れる場合が、あります。

これも、年金事務所で、一緒に、確認できます。

健康保険と、介護保険の、手続き

国民健康保険や、後期高齢者医療の、保険証は、市区町村に、返します。

介護保険の、被保険者証も、同じです。

葬祭費の、補助金が、もらえる場合も、あるので、窓口で、聞いてみてください。

世帯主の、変更

亡くなった親が、世帯主だった場合は、14日以内に、世帯主変更の、届けを、出します。

少し、落ち着いたら、やること

銀行口座の、手続き

銀行が、亡くなったことを、確認すると、口座は、凍結されます。

くわしい、流れは、別記事(親が亡くなって銀行口座が凍結。相続手続きの流れ)に、書いています。

公共料金や、契約の、名義変更・解約

  • 電気、ガス、水道の、名義変更や、解約
  • 電話、携帯電話の、解約
  • クレジットカードの、解約
  • 運転免許証、パスポートの、返納

ひとつずつで、大丈夫です。

わたしは、リストを、作って、終わったものから、線を、引いて、消していきました。

遺品の、整理

急ぐ必要は、ありません。

気持ちが、落ち着いてから、少しずつで、いいのです。

業者さんに、頼む場合の、目安は、別記事(遺品整理を業者に頼むといくら?)に、書いています。

期限のある、相続の手続き

相続には、期限が、決まっている、手続きが、あります。

3ヶ月以内: 相続放棄の、判断

借金などが、多くて、相続したくない場合、相続放棄は、原則、3ヶ月以内です。

4ヶ月以内: 準確定申告

親に、事業の収入などが、あった場合、4ヶ月以内に、亡くなった方の、確定申告(準確定申告)が、必要なことが、あります。

10ヶ月以内: 相続税の、申告

相続税が、かかる場合、申告と、納税は、10ヶ月以内です。

3年以内: 相続登記

家や、土地を、相続したら、相続登記が、必要です。

くわしくは、別記事(相続登記の義務化、実家を相続したらまずやること)に、書いています。

配偶者を、亡くした場合は、遺族年金も

母を、見送ったとき、父は、すでに、他界していましたが、配偶者を、亡くした場合は、遺族年金の、手続きも、あります。

くわしくは、別記事(夫の年金、わたしが受け取れる遺族年金の試算)も、参考に、してください。

ひとりで、抱え込まないで

こうして、並べると、手続きの、多さに、ため息が、出ると思います。

わたしも、そうでした。

でも、ぜんぶを、一度に、やる必要は、ありません。

期限の、あるものから、順番に。

そして、わからないことは、市区町村の窓口や、専門家に、遠慮なく、聞いてください。

最近は、「おくやみコーナー」といって、死後の手続きを、まとめて、案内してくれる、窓口の、ある市区町村も、増えています。

さいごに

親が、亡くなった後の、手続きを、期限の順に、整理しました。

  • 7日以内: 死亡届(葬儀社が代行してくれることが多い)
  • 10日〜14日以内: 年金の停止、健康保険、世帯主変更
  • 落ち着いたら: 銀行、公共料金、遺品整理
  • 3ヶ月以内: 相続放棄の判断
  • 10ヶ月以内: 相続税の申告
  • 3年以内: 相続登記

死亡診断書の、コピーを、多めに、とっておくこと。

リストを、作って、ひとつずつ、消していくこと。

この、ふたつだけでも、覚えておくと、いざというとき、少し、楽になります。

相続の、全体像を、知りたい方は、別記事(60代から始める相続の完全ガイド)も、あわせて、ご覧ください。

なお、手続きの内容は、ご家庭の事情や、お住まいの地域によって違います。くわしくは、市区町村の窓口や、司法書士・税理士などの、専門家に、ご確認ください。

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