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コラム

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姑の介護を、嫁のわたしが引き受けた3年

ヨバナシ編集部 読了 約5分

実の子(夫と義姉)がいるのに、同居していた嫁のわたしが、姑の介護を、中心になって引き受けた3年。なぜわたしがやることになったのか、夫や義姉との分担、しんどかった時期、それでも得られたものを、ゆっくりお伝えします。義親の介護を担う嫁の方へ。

65歳のわたしは、夫の母(姑)の介護を、3年、中心になって、引き受けてきました。

姑には、実の子が、ふたり、います。 わたしの夫(長男)と、義姉(長女)。

それなのに、なぜ、嫁の、わたしが、介護の中心に、なったのか。

別記事(義姉と二人で、母を見送った、最後の一週間)に書いた、姑の、看取り。

その、3年前から、姑の介護は、始まっていました。

今日は、その、姑の介護を、嫁のわたしが、引き受けた3年を、お伝えします。

「義親の介護を、嫁の自分が、担っている」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。

なお、介護の分担は、ご家庭ごとに、本当に違います。あくまで、わたし個人の、体験として、お読みください。

なぜ、嫁のわたしが、介護の中心に

姑の介護が、始まったのは、姑が、86歳のとき。

足を、骨折して、それを、きっかけに、ひとりでの、暮らしが、難しく、なりました。

そのとき、わたしと夫は、姑と、同居していました。

別記事(リハビリを始めた義母と、わたしが伴走した半年)に書いた、姑のリハビリ。

同居していたから、自然と、日々の世話は、わたしが、することに、なりました。

  • 夫は、まだ、働いていて、平日は、家に、いない
  • 義姉は、車で30分のところに、住んでいるが、自分の家庭がある
  • わたしは、パートを、辞めて、家に、いる時間が、長い

こういう事情で、姑の、日々の介護は、嫁の、わたしが、中心に、なりました。

最初は、正直、「なぜ、実の子じゃなくて、わたしが」という、ぼんやりとした、不満も、ありました。

しんどかった、最初の1年

最初の1年は、本当に、しんどかったです。

  • 姑の、食事、お風呂、トイレの介助
  • 通院の、付き添い
  • 夜中の、見守り
  • 姑の、わがままや、不機嫌への、対応

姑は、長年、しっかり者だった分、自分が、人の世話に、なることを、受け入れられず、わたしに、つらく当たることも、ありました。

「あなたに、迷惑ばかり、かけて」と、言いながら、次の瞬間には、「あなたの、やり方は、間違っている」と、怒る。

わたしも、人間ですから、ときどき、心が、折れそうに、なりました。

別記事(友人の介護を、わたしが手伝った6ヶ月の話)に書いた、友人の介護とは、また、違う、義親の介護の、難しさが、ありました。

夫と義姉に、本音を、伝えた

しんどさが、限界に、近づいた、1年目の終わり。

わたしは、夫と、義姉に、本音を、伝えました。

「わたし、ひとりでは、もう、無理。みんなで、分担させてほしい」

別記事(介護をめぐる兄夫婦との合意、書面に残した話と書き方)にも書いた、介護の分担の、話し合い。

夫と義姉は、わたしの、しんどさに、ちゃんと、向き合って、くれました。

そして、こう、分担を、決め直しました。

  • 平日の、日中の世話: わたし(ただし、デイサービスを、週4回に増やす)
  • 平日の、夜と、土日: 夫も、分担
  • 週1回: 義姉が、来て、わたしを、休ませる
  • 月1回: 義姉の家に、姑が、お泊まり(わたしの、完全休養日)
  • 介護費用: 姑の年金+夫と義姉で、負担

別記事(介護認定の更新と区分変更、わたしが申請した時の話)に書いた、区分変更も、して、介護サービスを、増やしました。

これで、わたしの、負担が、ぐっと、減りました。

2年目、3年目、変わっていった姑との関係

分担を、見直して、わたしの、心に、余裕が、できると、不思議なことに、姑との関係も、変わって、いきました。

姑が、わたしに、つらく当たることが、減って、「ありがとう」と、言ってくれることが、増えました。

ある日、姑が、こう、言いました。

「由紀子さん。あなたは、実の娘じゃないのに、こんなに、よくしてくれて。本当に、ありがとう」

「わたしは、いい、お嫁さんを、もらった」

その言葉に、わたしは、3年の、しんどさが、ふっと、報われた気が、しました。

別記事(義母から受け継いだ、ぬか床の話)にも書いた、姑との、深い絆。

それは、この、介護の3年が、あったから、こそ、でした。

介護を、嫁が、担うとき、大事にしたい3つのこと

姑の介護を、3年、引き受けて、わたしが、学んだことを、お伝えします。

① ひとりで、抱え込まない

いちばん、大事なのは、これです。

嫁だから、と、ひとりで、抱え込むと、必ず、心が、折れます。

実の子(夫、義姉)に、ちゃんと、本音を、伝えて、分担する。

「助けて」と、言うことは、わがままでは、ありません。

② 介護サービスを、しっかり、使う

家族だけで、頑張ろうとしない。

デイサービス、ショートステイ、訪問介護。

別記事(親の介護費用、わたしが1年でいくらかかったかの記録)にも書いた、介護サービスの活用。

プロの力を、しっかり、借りることが、長く、続けるコツです。

③ 自分の、休む時間を、確保する

介護する人が、倒れたら、元も子もありません。

週1回でも、月1回でも、自分が、完全に、休める時間を、確保する。

わたしは、義姉が、姑を、預かってくれる日を、自分の、休養日に、しました。

同じ立場の方へ

もし、いま、義親の介護を、嫁の自分が、中心になって、担っている方が、いらっしゃるなら、申し上げたいことが、あります。

「嫁だから、当然」では、ありません。

あなたが、している介護は、本当に、尊いこと。

でも、ひとりで、抱え込まないで、ください。

実の子(夫、義きょうだい)に、ちゃんと、本音を、伝えて、分担して、介護サービスも、しっかり、使って、自分の、休む時間も、確保してください。

あなたが、笑顔で、いられることが、介護される方にとっても、いちばんの、しあわせなのですから。

さいごに

姑の介護を、嫁のわたしが、引き受けた3年。

最初は、「なぜ、わたしが」という、不満も、ありました。

ですが、夫や義姉と、分担して、介護サービスを、使って、自分の休養も、確保することで、姑との関係は、いちばん、深いところまで、変わって、いきました。

「いい、お嫁さんを、もらった」

姑の、その言葉が、わたしの、3年の、いちばんの、宝物に、なりました。

介護は、しんどいことも、多いけれど、ひとりで、抱え込まなければ、家族の絆を、深めてくれる、時間にも、なります。

なお、介護の分担や進め方は、ご家庭ごとに違います。ひとりで抱え込まず、ケアマネジャーさんや、地域包括支援センターにも、ご相談ください。

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