介護認定の更新と区分変更、わたしが申請した時の話
母の介護度が、進んだと感じたとき、わたしは、要介護度の区分変更を、申請しました。介護認定の更新と、区分変更の違い、申請の流れ、認定調査のポイント、結果が出るまでの期間を、65歳のわたしの体験と、公的な情報で、お伝えします。親の介護度の見直しを考える方へ。
65歳のわたしは、88歳の母の、介護を、続けています。
別記事(母の認知症の診断、家族で受け止めた3日間)に書いた、母の、認知症の進行。
認知症が、進んで、母の、介護の手間が、ぐっと、増えたとき、わたしは、こう、感じました。
「いまの、要介護2のままでは、使える、介護サービスが、足りない」
そこで、わたしは、要介護度の、区分変更を、申請しました。
今日は、その、介護認定の、更新と、区分変更について、わたしの体験を、お伝えします。
「親の、介護度が、進んだ気がする」「もっと、介護サービスを、使いたい」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
重要なお断り:この記事は、わたし個人の体験です。介護認定の、手続きや基準は、自治体や、時期で、変わることが、あります。具体的なご相談は、必ず、お住まいの、市区町村や、ケアマネジャーさんに、ご確認ください。
介護認定の、更新と、区分変更の違い
最初に、更新と、区分変更の、違いを、整理します。
更新申請
要介護認定には、有効期間が、あります(原則6ヶ月〜48ヶ月)。
その期間が、切れる前に、改めて、認定を、受けるのが、更新申請です。
- 有効期間が、切れる、約60日前に、自治体から、通知が、来る
- 同じ、要介護度に、なることも、変わることも、ある
区分変更申請
有効期間の、途中でも、心身の状態が、変わったときに、要介護度の、見直しを、求めるのが、区分変更申請です。
- 有効期間の、途中で、いつでも、申請できる
- 状態が、重くなった(または、軽くなった)とき
わたしの、母の場合、認知症が、進んで、状態が、重くなったので、有効期間の、途中で、区分変更を、申請しました。
公的な情報源では、こう案内されています。
介護認定の、有効期間内でも、心身の状態が、変化した場合は、要介護状態区分の、変更の認定の、申請をすることができる
わたしが、区分変更を、申請した、きっかけ
母の、区分変更を、申請した、きっかけを、お伝えします。
母の、認知症が、進んで、こういうことが、増えました。
- 火の、消し忘れが、増えた(調理が、危ない)
- 夜中に、起きて、歩き回る(見守りが、必要)
- ひとりでの、入浴が、難しくなった
- 服薬の、管理が、できなくなった
要介護2のときの、ケアプランでは、デイサービス週2回と、訪問介護週2回。
でも、母の、いまの状態には、足りない。
ケアマネさんに、相談すると、こう、言われました。
「お母さまの、状態なら、区分変更を、申請して、要介護3を、目指したほうが、いいかもしれません」
そこで、わたしは、区分変更を、申請しました。
区分変更の、申請の流れ
わたしが、進めた、区分変更の、流れを、お伝えします。
ステップ① 市区町村の窓口に、申請
母の、住む、市区町村の、介護保険の窓口に、区分変更の、申請をしました。
- 申請書(窓口、または、自治体のサイトで、入手)
- 介護保険被保険者証
- マイナンバーのわかるもの
ケアマネさんが、申請を、代行して、くれることも、あります。 わたしは、ケアマネさんに、手伝って、もらいました。
ステップ② 認定調査
申請のあと、自治体の、認定調査員が、母の家に、来て、認定調査を、行いました。
- 母の、心身の状態を、確認(聞き取り、動作の確認)
- 約1時間
- 家族(わたし)も、立ち会う
ステップ③ 主治医意見書
母の、主治医(かかりつけ医)が、母の状態についての、意見書を、作成します。
これは、自治体が、主治医に、直接、依頼します。
ステップ④ 審査・判定
認定調査の結果と、主治医意見書を、もとに、介護認定審査会が、要介護度を、判定します。
ステップ⑤ 結果の通知
申請から、約1ヶ月で、結果が、届きました。
母は、要介護2から、要介護3に、変更されました。
認定調査の、ポイント
認定調査で、わたしが、気をつけた、ポイントを、お伝えします。
これは、本当に、大事なので、ぜひ、知っておいてください。
ポイント① 「できないこと」を、ちゃんと、伝える
認定調査のとき、母は、調査員さんの前で、ちょっと、しゃきっと、して、しまいました。
「お母さん、お料理は、できますか?」 「ええ、できますよ」
でも、実際は、火の消し忘れが、多くて、危ない。
高齢の方は、他人の前で、「できる」と、見栄を、張ってしまうことが、あります。
ですから、家族が、ちゃんと、横で、「実際は、火の消し忘れが、多くて、危ないんです」と、補足することが、大事です。
ポイント② 困っていることを、メモして、渡す
認定調査の、当日に、伝え忘れが、ないように、わたしは、母の、困っていることを、事前に、メモして、調査員さんに、渡しました。
- 火の消し忘れ
- 夜中の、徘徊
- 入浴の、介助が、必要
- 服薬の、管理が、できない
具体的に、伝えることで、母の、本当の状態が、ちゃんと、伝わります。
ポイント③ 日頃の、記録を、見せる
別記事(親の通帳と印鑑、わたしが預かるまでに決めたこと)にも書いた、日頃の、記録。
母の、日々の様子を、記録した、ノートも、調査員さんに、見せました。
「何月何日、夜中に、起きて、外に、出ようとした」など、具体的な記録が、判定の、参考に、なります。
区分変更で、変わったこと
母が、要介護3に、なって、変わったことを、お伝えします。
使える、サービスが、増えた
- 区分支給限度額が、増えた(月に使える、介護サービスの上限が、上がった)
- デイサービスを、週2回から、週4回に
- 訪問介護を、増やせた
- ショートステイも、使えるように
母の、いまの状態に、合った、ケアプランに、なりました。
特養の、申し込みが、できるように
別記事(介護施設の見学、わたしが3つ回って気づいたこと)に書いた、特別養護老人ホーム(特養)。
特養は、原則、要介護3以上で、申し込めます。
母が、要介護3に、なったことで、特養の、申し込みも、できるように、なりました。
わたしが、深く、思ったこと
母の、区分変更を、申請して、わたしが、深く、思ったことを、お伝えします。
親の、介護度は、状態に、合わせて、ちゃんと、見直すことが、大事。
「要介護2のまま、なんとか、頑張る」のではなく、状態が、変わったら、区分変更を、申請して、適切な、サービスを、使う。
そのほうが、親も、家族も、ずっと、楽に、なります。
「もっと、早く、区分変更を、申請すれば、よかった」
わたしは、そう、思いました。
無理して、頑張りすぎず、制度を、ちゃんと、使うこと。
これが、介護を、長く、続けるための、いちばんの、コツ、です。
公的な情報(参考)
介護認定について、公的な情報源では、こう案内されています。
要介護認定の、申請や、区分変更については、お住まいの、市区町村の、介護保険担当窓口に、ご相談ください。地域包括支援センターでも、相談できます
ご自分の、ご家族のケースは、必ず、市区町村や、ケアマネさんに、ご相談ください。
さいごに
母の、介護度が、進んだと、感じたとき、わたしは、区分変更を、申請しました。
認定調査で、母の、本当の状態を、ちゃんと、伝えて、母は、要介護2から、要介護3に、変更されました。
それで、使える、介護サービスが、増えて、母も、わたしも、ずっと、楽に、なりました。
親の、介護度は、状態に、合わせて、ちゃんと、見直す。
無理して、頑張りすぎず、制度を、ちゃんと、使う。
これが、介護を、長く、続けるための、いちばんの、コツです。
「親の、介護度が、進んだ気がする」と、感じたら、ぜひ、ケアマネさんに、相談して、区分変更を、検討してみてください。
なお、繰り返しになりますが、介護認定の手続きや基準は、自治体や時期で違います。具体的なご相談は、必ず、市区町村や、ケアマネジャーさんに、ご確認ください。
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