熟年離婚が子どもに与える影響、わたしが考えたこと
子どもが独立した後の熟年離婚でも、子どもには影響があります。65歳のわたしが、離婚した友人たちの話から考えた、成人した子どもへの影響と、子どもとの関係を保つために大切なことを、ゆっくりお伝えします。熟年離婚を考える、子を持つ方へ。
「子どもが、独立したから、もう、離婚しても、大丈夫」
熟年離婚を、考えるとき、そう、思う方は、多いと思います。
ですが、65歳のわたしが、離婚した友人たちの話を、聞いてきて、感じたのは、こうです。
成人した子どもにも、親の熟年離婚は、ちゃんと、影響を、与えます。
別記事(熟年離婚と卒婚、わたしが3人の友人から聞いた話)に書いた、友人たちの、離婚。
その後、友人たちと、お子さんとの関係が、どうなったかを、見てきて、わたしは、いろいろ、考えました。
今日は、その、熟年離婚が、成人した子どもに、与える影響と、子どもとの関係を、保つために、大切なことを、お伝えします。
「熟年離婚を、考えているが、子どものことが、気になる」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
なお、これは、わたしが、友人たちから、聞いた話と、考えたことです。ご家庭の事情は、本当にそれぞれ違います。具体的な判断は、専門家にもご相談ください。
成人した子どもにも、影響はある
「子どもが、もう、大人だから、影響はない」
そう、思いがちですが、実際は、こうです。
成人した子どもにも、親の離婚は、心理的にも、現実的にも、影響を、与えます。
別記事(熟年離婚した友人の、3年後の家計を聞いた話)に書いた、由美子さん。
由美子さんは、離婚後、こう、こぼしていました。
「お子さんと、お孫さんに、なかなか、会えなくなって、それだけは、寂しい」
子どもが、独立していても、親の離婚は、家族のかたちを、変えます。
そのことを、ちゃんと、知っておくことが、大事です。
子どもに、起こりうる、3つの影響
わたしが、友人たちの話から、感じた、子どもに、起こりうる影響を、3つ、お伝えします。
影響① 親との、付き合い方に、悩む
親が、離婚すると、子どもは、「お正月は、どっちの親と、過ごすか」「両方の親と、どう、付き合うか」で、悩みます。
特に、子どもに、配偶者や、孫が、いる場合、その悩みは、もっと、複雑になります。
影響② 孫を、会わせる、気づかい
離婚した、両親に、それぞれ、孫を、会わせる。
これが、子どもにとって、けっこう、気を、使う、ことに、なります。
「お父さんにも、お母さんにも、平等に、会わせなきゃ」という、気づかい。
影響③ 将来の、介護や、相続の、心配
親が、離婚すると、子どもは、「将来、別々に、なった両親の、介護を、どうするか」「相続は、どうなるか」を、心配します。
別記事(相続の限定承認、わたしが検討した理由と仕組み)にも通じる、相続の心配。
離婚は、子どもの、将来の負担にも、関わってきます。
子どもとの関係を、保つために、大切なこと
では、熟年離婚をしても、子どもとの関係を、保つために、何が、大切か。
友人たちの、経験から、わたしが、感じたことを、お伝えします。
大切なこと① 子どもに、ちゃんと、説明する
離婚を、決めたら、子どもに、ちゃんと、理由を、説明する。
「黙って、離婚していた」では、子どもは、傷つきます。
「お父さんと、お母さんは、こういう理由で、別々の道を、選んだ。でも、あなたたちへの、愛情は、変わらない」
そう、ちゃんと、伝えることが、大切です。
大切なこと② 子どもを、巻き込みすぎない
一方で、子どもを、離婚の、争いに、巻き込みすぎないことも、大切です。
- 子どもに、相手の、悪口を、言わない
- 子どもに、どちらの味方か、選ばせない
- お金のことで、子どもに、負担を、かけない
別記事(熟年離婚を切り出された側、わたしの友人の話)に書いた、節子さんは、離婚のとき、娘さんに、こう、伝えたそうです。
「お父さんのことは、悪く、言わない。あなたにとっては、大事な、お父さんだから」
子どもにとって、両親は、両方とも、大切な、親。
それを、忘れずに、いることが、大切です。
大切なこと③ 離婚後も、子どもとの、つながりを、大切にする
離婚後、子どもとの、つながりが、薄れないように、自分から、連絡を、取り続ける。
- 定期的に、連絡する
- 孫の、行事には、無理のない範囲で、関わる
- 子どもの、家庭を、尊重する
由美子さんは、離婚後、お孫さんに、会いにくくなった、と、寂しがっていましたが、それでも、季節の便りを、送り続けて、少しずつ、関係を、つないでいる、そうです。
子どもが、離婚に、反対したとき
熟年離婚を、考えるとき、子どもが、反対することも、あります。
別記事(68歳で家を出ました。年金分割とひとり暮らしを選んだ記録)に書いた方も、娘さんに、泣かれたそうです。
子どもが、反対する理由は、たいてい、こうです。
- 親に、しあわせで、いてほしい
- 家族の、かたちが、変わるのが、寂しい
- 将来の、介護や、相続が、心配
子どもの、反対は、親への、愛情の、裏返しでも、あります。
ですから、子どもの、気持ちを、ちゃんと、聞いた上で、自分の、決意を、丁寧に、伝える。
時間は、かかっても、ちゃんと、向き合えば、子どもは、最後には、理解してくれることが、多いです。
わたしが、考えたこと
友人たちの、熟年離婚を、見てきて、わたしが、考えたことを、お伝えします。
熟年離婚は、夫婦、二人だけの、問題では、ありません。
子ども、孫まで、含めた、家族、全体に、関わる、大きな決断です。
ですから、離婚を、決める前に、「子どもへの影響」も、ちゃんと、考えて、子どもと、向き合うことが、大切。
そのうえで、それでも、離婚が、いちばん、と思うなら、子どもとの、つながりを、保つ工夫を、しながら、進めていく。
「離婚しても、家族で、あり続ける」
それが、子どもを持つ、熟年離婚で、いちばん、大切なことだと、わたしは、思います。
さいごに
熟年離婚は、子どもが、独立していても、子どもに、影響を、与えます。
親との、付き合い方の、悩み。 孫を、会わせる、気づかい。 将来の、介護や、相続の、心配。
ですが、子どもに、ちゃんと、説明して、子どもを、巻き込みすぎず、離婚後も、つながりを、大切にすれば、家族の関係は、ちゃんと、続いていきます。
熟年離婚を、考えている、子を持つ方は、ぜひ、「子どもへの影響」も、考えに、入れて、子どもと、丁寧に、向き合ってください。
離婚しても、家族で、あり続けることは、できます。
なお、夫婦・家族の選択は、ご家庭ごとに本当に違います。離婚の手続きや、お金のことは、必ず、弁護士などの、専門家に、ご相談ください。
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