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熟年離婚

離婚後の健康保険、夫の扶養から抜けたらどうする?

ヨバナシ編集部 読了 約4分

熟年離婚のあと、意外と見落とされがちなのが健康保険の切り替えです。夫の扶養に入っていた専業主婦は、離婚したら自分で保険に入り直す必要があります。友人の手続きに付き添った65歳のわたしが、国民健康保険への切り替えの流れ、14日以内の期限、保険料の目安をやさしくお伝えします。

「離婚したら、保険証は、どうなるの?」

熟年離婚を、決めた、わたしの友人の、和子さんが、手続きの、段になって、はたと、困ったのが、健康保険でした。

長年、専業主婦として、夫の、扶養に、入っていた、和子さん。

離婚すれば、その、保険証は、使えなく、なります。

今日は、和子さんの、手続きに、付き添った、体験から、離婚後の、健康保険の、切り替えについて、やさしく、お伝えします。

「離婚を、考えているが、保険や、手続きが、わからない」という方に、ひとつの参考に、なればと思います。

なお、手続きの内容は、加入していた保険や、お住まいの地域によって、違うことが、あります。くわしくは、市区町村の窓口に、ご確認ください。

離婚すると、夫の扶養からは、抜ける

まず、大前提から、お伝えします。

夫が、会社員や、公務員で、その、扶養に、入っていた場合(保険証に、「被扶養者」と、あるかたです)、離婚すると、その資格は、なくなります。

つまり、いままでの、保険証は、使えなくなり、自分で、新しく、保険に、入り直す、必要が、あるのです。

これを、忘れていると、保険証の、ない期間が、できてしまい、その間の、医療費は、いったん、全額、自己負担に、なりかねません。

60代は、医者に、かかることも、増える年代。

保険の、切り替えは、離婚の手続きの中でも、後回しに、できない、ひとつです。

選択肢は、おもに、ふたつ

離婚後の、健康保険には、おもに、ふたつの、道があります。

① 国民健康保険に、入る

いちばん、多いのが、お住まいの、市区町村で、国民健康保険(国保)に、入る方法です。

和子さんも、これを、選びました。

職場の健康保険をやめたときや、被扶養者でなくなったときは、国民健康保険への加入の届出が必要です。届出は、その事実が発生した日から14日以内に、お住まいの市区町村の窓口で行ってください。 (出典:厚生労働省「国民健康保険の加入・脱退について」

大事なのは、この、「14日以内」という、期限です。

離婚が、成立したら、早めに、市区町村の、窓口へ、行きましょう。

② 自分が、働いているなら、勤め先の保険

パートなどで、働いていて、勤め先の、社会保険に、入れる場合は、そちらに、入る道も、あります。

勤め先の、保険のほうが、保険料の、負担が、軽くなる場合も、多いので、働いている方は、まず、勤め先に、確認して、みてください。

手続きに、必要なもの

和子さんが、国保の、手続きに、持って行ったものは、こちらです。

  • 資格喪失証明書(夫の、勤め先の保険から、抜けたことの、証明)
  • 本人確認の、書類
  • マイナンバーが、わかるもの

ここで、ひとつ、つまずきやすい、点があります。

資格喪失証明書は、元夫の、勤め先(または、保険組合)に、発行してもらう、書類だということです。

離婚のあとに、元夫に、連絡を、取るのは、気が重いもの。

和子さんは、離婚の、話し合いの中で、「資格喪失証明書を、すみやかに、渡すこと」も、決めごとに、入れておきました。

これから、離婚の、手続きを、進める方は、ぜひ、覚えておいて、ください。

保険料は、いくらくらい?

国保の、保険料は、前の年の、所得などをもとに、計算されます。

市区町村によっても、違うので、「いくら」とは、言えないのですが、ひとつ、知っておきたいことが、あります。

離婚したばかりの、専業主婦は、自分の、所得が、少ないため、保険料は、比較的、低く、なることが、多いのです。

また、収入が、少なくて、納めるのが、難しい場合は、軽減や、減免の、制度も、あります。

窓口で、正直に、事情を、話して、相談してみてください。

和子さんも、「思ったより、ずっと、安かった。もっと、早く、聞けばよかった」と、言っていました。

医療費が、心配なときは

「保険料を、払いながら、暮らして、いけるかしら」

そんな、不安も、あると思います。

日本の、保険制度には、医療費が、高額になったとき、上限を、超えた分が、戻ってくる、高額療養費制度など、支えの、しくみが、あります。

離婚後の、お金の、全体像は、別記事(専業主婦の熟年離婚で年金は月いくら増える?3号分割の現実)や、別記事(68歳で家を出ました。年金分割とひとり暮らしを選んだ記録)も、参考に、なると思います。

住まいの、費用については、別記事(離婚後60代で住む家|UR・公営住宅・サ高住の費用比較)に、書いています。

切り替えの、流れを、おさらい

離婚後の、健康保険の、切り替えを、順番に、まとめます。

  • 離婚成立の、前に、資格喪失証明書の、受け取り方を、決めておく
  • 離婚が、成立したら、証明書を、受け取る
  • 14日以内に、市区町村の窓口で、国保の、加入手続き
  • 保険料が、心配なら、その場で、軽減の、相談も

これだけ、押さえておけば、保険証の、ない期間を、つくらずに、すみます。

さいごに

離婚後の、健康保険は、見落とされがちですが、暮らしの、安心の、土台です。

夫の、扶養に、入っていた方は、離婚したら、14日以内に、国民健康保険への、切り替えを。

資格喪失証明書の、受け取り方は、離婚の、話し合いの中で、決めておくこと。

保険料が、不安なら、軽減の、制度も、あります。

ひとつずつ、進めれば、ちゃんと、新しい暮らしの、備えは、整います。

熟年離婚の、全体像を、知りたい方は、別記事(熟年離婚を考えはじめた50〜60代妻の完全ガイド)も、あわせて、ご覧ください。

なお、手続きや、保険料は、ご事情や、お住まいの地域によって違います。くわしくは、市区町村の窓口や、社会保険労務士などの、専門家に、ご確認ください。

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