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定年後、夫が病気になった時、わたしが支えたこと
定年から2年、夫が大きな病気で入院・手術。65歳のわたしが、夫の看病と、自分の心の支え方に、向き合った半年。妻として何ができたか、夫婦の関係がどう変わったか、自分が倒れないために気をつけたことを、ゆっくりお伝えします。配偶者の病気に向き合う方へ。
65歳のわたしの、夫(67歳)が、定年から、2年が、過ぎた頃、大きな病気で、入院・手術を、しました。
ある日、夫が、体調を、崩して、検査を、受けたら、すぐに、入院・手術が、必要、と、言われたのです。
それまで、元気だった、夫。
別記事(定年後夫婦の家事分担、3年で見つけた均衡)に書いた、定年後の、穏やかな、夫婦の暮らし。
それが、夫の病気で、一変しました。
「夫が、いなくなったら、どうしよう」
わたしは、本当に、不安で、夜も、眠れませんでした。
ですが、半年、夫の、看病に、向き合う中で、わたしは、妻として、できることを、見つけて、いきました。
今日は、その、半年の、夫の看病と、わたしの心の支え方を、お伝えします。
「配偶者が、病気になって、どう、支えればいいか、わからない」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
なお、これは、わたし個人の、体験です。病気や、看病の、向き合い方は、人によって、本当に違います。
夫の、入院・手術
夫の、病気が、わかったのは、本当に、突然でした。
「手術が、必要です」
お医者さんの言葉に、わたしも、夫も、頭が、真っ白に、なりました。
でも、夫は、わたしの前では、気丈に、こう、言いました。
「大丈夫だ。先生に、任せれば」
その夫の、強がりが、わたしには、かえって、つらかった。
夫も、本当は、怖いはず。
その晩、わたしは、夫に、気づかれないように、ひとりで、泣きました。
妻として、わたしが、支えたこと
夫の、看病に、向き合う中で、わたしが、できたことを、お伝えします。
支えたこと① 「いつも通り」を、保つ
夫の、入院中、わたしは、なるべく、「いつも通り」を、保つように、しました。
毎日、お見舞いに、行って、家での、何気ない話を、する。
- 「庭の、トマトが、赤くなったよ」
- 「ご近所の、〇〇さんが、よろしくって」
- 「今日の、夕飯は、何にしようかな」
病気の話ばかり、では、なく、いつもの、暮らしの話を、する。
別記事(友人が病気になった、わたしができた3つのこと)にも書いた、「いつも通り」の、大切さ。
夫が、こう、言ってくれました。
「お前が、いつも通り、来てくれるのが、いちばん、安心する」
支えたこと② 医療の、説明を、いっしょに、聞く
夫の、治療方針の、説明は、必ず、わたしも、いっしょに、聞きました。
- お医者さんの、説明を、メモする
- わからないことは、その場で、質問する
- 夫が、聞きそびれたことを、補う
夫は、お医者さんの前だと、緊張して、聞きたいことを、聞けないことが、ありました。
わたしが、いっしょに、いることで、夫の、聞きそびれを、補えました。
「ひとりじゃ、不安な、医療の説明も、お前が、いっしょだと、心強い」
夫の、言葉でした。
支えたこと③ 夫の、弱音を、受け止める
手術が、終わって、しばらくして。
夫が、初めて、わたしに、弱音を、吐きました。
「俺、本当は、怖かったんだ」 「このまま、死ぬんじゃないかって」
強がっていた、夫の、本音。
わたしは、夫の手を、握って、こう、伝えました。
「怖かったよね。でも、よく、頑張った。わたしが、ずっと、そばにいるから」
夫の、弱音を、ちゃんと、受け止める。
それも、妻として、できる、大事な、支えだと、感じました。
自分が、倒れないために、気をつけたこと
夫の看病で、いちばん、大事だったのは、実は、「わたし自身が、倒れないこと」でした。
気をつけたこと① ひとりで、抱え込まない
夫の、看病を、わたし、ひとりで、抱え込まないように、しました。
- 息子に、状況を、こまめに、伝える
- 義姉(夫の姉)にも、相談する
- 友人に、話を、聞いてもらう
別記事(義姉との関係、母を見送った後の新しい距離)に書いた、義姉。
義姉も、お見舞いに、来てくれて、わたしの、心の支えに、なってくれました。
気をつけたこと② 自分の、休息も、とる
毎日、お見舞いに、行きながらも、わたしは、自分の、休息も、ちゃんと、とるように、しました。
- 毎朝の散歩は、続ける(別記事友人と始めた朝の散歩、続いた1年の話)
- 睡眠を、ちゃんと、とる
- たまには、友人と、お茶をして、息抜きする
「介護する人が、倒れたら、元も子もない」
これは、母の介護でも、学んだこと。 夫の看病でも、同じでした。
気をつけたこと③ 自分の、不安も、誰かに、話す
わたしも、不安で、押しつぶされそうな時が、ありました。
そういう時は、ひとりで、抱え込まず、友人に、不安を、話しました。
話すだけで、心が、軽く、なりました。
半年で、夫婦の関係が、変わったこと
夫の、病気と、看病を、通して、わたしと夫の関係も、変わりました。
変化① お互いの、大切さを、再確認した
夫が、病気になって、わたしは、夫が、どれだけ、大切な存在か、改めて、気づきました。
夫も、わたしの、支えの、ありがたさを、感じてくれた、ようです。
「当たり前に、そばに、いてくれることが、どれだけ、ありがたいか、わかった」
夫の、言葉でした。
変化② 「これからの時間」を、大切にするように
夫の、病気で、わたしたちは、「残りの時間は、限りがある」ことを、実感しました。
だから、これからは、一日一日を、もっと、大切に、過ごそう。
そう、夫婦で、話しました。
別記事(定年後の夫と、週1回の二人ランチを始めた話)に書いた、二人ランチ。
夫が、回復してから、また、二人ランチを、再開して、いまは、その時間を、前より、ずっと、大切に、しています。
夫の、いま
夫は、半年の、治療を経て、いまは、無事に、回復しました。
定期的な、通院は、続いていますが、また、趣味の、家庭菜園も、できるように、なりました。
別記事(定年後、夫の趣味が増えてわたしが感じたこと)に書いた、夫の、家庭菜園。
夫が、また、庭で、トマトを、育てている姿を、見ると、わたしは、本当に、しあわせを、感じます。
同じ立場の方へ
もし、いま、配偶者が、病気になって、どう支えればいいか、悩んでいる方が、いらっしゃるなら、申し上げたいことが、あります。
特別なことは、いりません。
「いつも通り」を、保って、医療の説明を、いっしょに、聞いて、弱音を、受け止める。
そして、何より、自分自身が、倒れないように、ひとりで、抱え込まず、休息も、とってください。
支える人が、元気でいることが、いちばんの、支えに、なります。
さいごに
定年後、夫が、病気になった、半年。
わたしは、妻として、「いつも通り」を、保って、医療の説明を、いっしょに聞いて、夫の弱音を、受け止めました。
そして、自分が、倒れないように、ひとりで抱え込まず、休息も、とりました。
夫の病気は、つらい経験でしたが、わたしと夫の、お互いの、大切さを、再確認させて、くれました。
「これからの時間を、大切に」
夫の病気が、わたしたち夫婦に、教えて、くれた、いちばん大事なこと、です。
なお、病気や看病の向き合い方は、人によって違います。ご自分の体も、大切にしながら、無理のない範囲で、支えてあげてください。
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