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義姉との関係、母を見送った後の新しい距離
義母を、義姉と二人で看取ってから1年。35年ぎくしゃくしていた義姉と、わたしの関係は、義母を結び目に、深まりました。でも、その結び目だった義母が、いなくなった今、義姉との関係は、また少しずつ変わっています。看取りの後の、義姉との新しい距離を、ゆっくりお伝えします。
65歳のわたしが、義母(夫の母)を、義姉と二人で、看取ってから、1年が、過ぎました。
別記事(義姉と二人で、母を見送った、最後の一週間)に書いた、義母の、看取り。
35年、ぎくしゃくしていた、義姉(72歳)と、わたし。
義母の、最後の一週間で、わたしと義姉は、初めて、ひとつに、なれました。
ですが、その「ひとつ」の、結び目だった、義母が、いなくなった、いま。
わたしと義姉の関係は、また、少しずつ、変わって、います。
今日は、その、看取りの後の、義姉との、新しい距離を、お伝えします。
「義家族との、看取りの後の関係」に、悩んでいる方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
なお、義家族との関係は、ご家庭ごとに、本当に違います。あくまで、わたし個人の、体験として、お読みください。
看取りの直後、近かった、義姉との距離
義母を、看取った、直後。
わたしと義姉は、本当に、近い関係に、なって、いました。
- 義母の、四十九日、初盆を、いっしょに、準備した
- 別記事(義母の初盆、嫁のわたしが準備した一週間)に書いた、初盆の準備
- 義母の、遺品整理を、いっしょに、進めた
- 週に何度も、電話で、話した
義母という、共通の、大きな存在を、いっしょに、送り出した、わたしと義姉。
その、悲しみと、達成感を、分かち合って、関係は、いちばん、深いところに、ありました。
「お義姉さんと、こんなに、近くなれるなんて」
わたしは、そう、感じて、いました。
半年が、過ぎて、気づいたこと
ですが、半年が、過ぎて、わたしは、ある変化に、気づきました。
義母の、法要や、遺品整理が、ひと段落すると、わたしと義姉が、話すことが、だんだん、減って、いったのです。
考えてみれば、当然でした。
わたしと義姉を、つないでいたのは、義母という、結び目。
義母が、生きている間は、義母の介護や、義母のことで、いつも、連絡を、取り合って、いました。 義母を、送り出した後も、法要や、遺品整理で、つながって、いました。
ですが、それが、ひと段落すると、義姉と、わたしを、つなぐ、共通の、用事が、なくなったのです。
「お義姉さんとの、関係も、義母がいたから、だったのかしら」
わたしは、ちょっと、寂しく、感じました。
義姉からの、一本の電話
そんな、ある日。
義姉から、電話が、ありました。
「由紀子さん、ひさしぶり。元気にしてる?」
義母の、用事では、ない、ただの、近況を、聞く電話。
義姉は、こう、続けました。
「あのね、お母さんが、いなくなって、由紀子さんと、話すことも、減っちゃったでしょう。でも、わたし、由紀子さんとの、つながりを、これで、終わりに、したくないの」
「お母さんが、いなくなっても、由紀子さんは、わたしの、大事な、義妹だから」
その、義姉の言葉に、わたしは、はっと、しました。
そして、胸が、温かく、なりました。
「お義姉さん、わたしも、同じ気持ちです。これからも、お義姉さんと、つながっていたい」
義母という結び目が、なくなった後の、新しい関係
その電話を、きっかけに、わたしと義姉は、新しい、関係を、ゆっくり、作り始めました。
義母の、用事ではなく、自分たちのために、会う
これまでは、義母の、介護や、法要で、会って、いました。
これからは、わたしと義姉、自分たちのために、会う。
- 季節に1回、二人で、お茶や、ランチ
- お互いの、趣味の話、家族の話
- ときどき、義母の、思い出話も
義母の、用事が、なくても、会う。 それが、新しい、関係の、かたちです。
お互いの、健康を、気づかう
義姉も、わたしも、もう、若くは、ありません。
お互いの、健康を、気づかい合う。
「お義姉さん、ひざの調子、どう?」 「由紀子さん、血圧、大丈夫?」
別記事(60代の高血圧、わたしが続けている血圧記録の習慣)にも書いた、わたしの血圧のこと。
そんな、健康の話も、するように、なりました。
義母の、命日には、いっしょに、お墓参り
別記事(義実家のお墓参り、夫と続けてきた30年)に書いた、義実家のお墓。
義母の、命日には、義姉と、夫と、わたしで、いっしょに、お墓参りに、行きます。
義母を、結び目に、するのでは、なく、義母を、いっしょに、偲ぶ。
これも、新しい、関係の、かたちです。
看取りの後の関係で、わたしが、学んだこと
義母の、看取りの後、義姉との関係を、通して、わたしが、学んだことを、お伝えします。
学び① 結び目がなくなると、関係は、変わる
親(義親)という、結び目が、なくなると、その人を、介して、つながっていた、家族の関係は、自然に、変わります。
これは、悪いこと、では、ありません。
ただ、関係の、かたちが、変わる、ということ。
それを、ちゃんと、理解して、おくこと、が、大事です。
学び② 続けたい関係は、自分から、つなぐ
結び目が、なくなっても、続けたい関係は、自分から、つなぎ直す、努力が、必要。
義姉が、わたしに、電話を、くれたように。
「これからも、つながっていたい」と、自分から、伝える。
それで、関係は、新しいかたちで、続いて、いきます。
学び③ 義家族も、選べば、一生の、つながりになる
義家族は、血の、つながりは、ありません。
ですが、お互いが、「つながっていたい」と、選べば、義家族も、一生の、つながりに、なります。
義母が、いなくなっても、義姉と、わたしは、これからも、義姉妹として、つながっていく。
それを、選べたことが、わたしには、いちばんの、しあわせ、です。
さいごに
義母を、看取った後の、義姉との、新しい距離。
義母という、結び目が、なくなって、一度は、関係が、薄れかけました。
ですが、義姉が、「つながっていたい」と、電話を、くれた。 わたしも、「つながっていたい」と、答えた。
それで、わたしと義姉は、義母の、用事では、なく、自分たちのために、会う、新しい関係を、作り始めました。
義母が、35年かけて、つないでくれた、わたしと義姉の、縁。
その縁を、これからは、わたしと義姉、二人で、大事に、育てていきます。
義家族との関係は、結び目だった人が、いなくなっても、お互いが、選べば、ちゃんと、続いていく。
それを、義姉が、教えて、くれました。
なお、義家族との関係は、ご家庭ごとに違います。ご自分のペースで、無理なく、関係を、育ててみてください。
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