夫の浮気を疑った後、わたしたち夫婦が決めた5つのルール
63歳のとき、わたしは夫の浮気を3ヶ月疑い続けて、すべて勘違いだったとわかりました。そのあと、夫とふたりで決めた、5つのルール。お金、出かける予定、疑いが生まれたとき、すれ違ったとき、相手の家族。今、わたしたち夫婦が守っている、関係を整え直すための具体的なルールをお伝えします。
別記事(63歳、夫の浮気を疑った数ヶ月の、わたしの話)に書いた、わたしの3ヶ月のお話。
夫を疑い続けて、最後に「ぜんぶ勘違いだった」と、わかった、あの夜。
夫に、いままでのことを、ぜんぶ話して、夫が、ひとつずつ、答えてくれて、わたしの中の「疑い」が、消えました。
ですが、それだけでは、終わりませんでした。
その夜、わたしと夫は、ふたりで、5つのルールを、決めました。
「これからの夫婦関係を、もう一度、整え直すための、5つのルール」、です。
それから2年。
5つのルールは、いまも、わたしと夫の関係を、しっかり、支えてくれています。
この記事では、5つのルールと、なぜそれが、わたしたちに必要だったか、を、お伝えします。
「いま、夫婦関係に、もやもやしている」方に、ひとつの参考として、お読みいただければと思います。
お断り:この記事は、わたしの家族のケースです。夫婦のルールは、ご家庭ごとに違います。ヒントとして、お読みください。
ルール① 大きな買い物は、事前にひと言
最初のルールは、これでした。
「大きな買い物(1万円以上)は、お互いに、事前にひと言、共有する」
これは、わたしの「疑いの原因のひとつ」だった、お小遣いの5万円減少が、きっかけでした。
夫が、自分の小遣いで、ゴルフ用品を買い替えたのですが、わたしには、何も言わずに、買っていました。 それが、わたしの中で、「お金が、消えている」と感じて、疑いの種に、なったのです。
ふたりで、こう、決めました。
- 1万円以上の買い物は、買う前に、相手にひと言「これ、買おうと思う」と、伝える
- 相手が、ダメと言ったら、もう一度、話し合う
- 1万円以下の買い物は、お互いに、自由
これで、お金の動きが、お互いに、見えるようになりました。 疑いの種が、ひとつ、消えました。
ルール② 出かける予定は、軽く共有
ふたつめのルールは、出かける予定の共有です。
別記事に書いたように、わたしの疑いの原因のひとつが、「夫が、いつ、どこに出かけているか、わからない」、でした。
夫が、ゴルフだと思っていた日に、ゴルフでなかった、ということが、ありました(実は、ゴルフのスケジュール変更で、別の場所に行っていただけでしたが、わたしには、わかりませんでした)。
ふたりで、こう、決めました。
- 出かけるときは、簡単に「今日、〇〇行ってくる」と、相手に、伝える
- 帰る予定時刻も、伝える
- 急に予定が変わったら、ショートメールで、軽く、共有
これは、「相手を、監視する」ためでは、ありません。 「お互いに、安心するため」、です。
これで、夫が、何時に帰ってくるか、わたしが、何時に出かけるか、お互いに、ぼんやり、把握できます。 これだけで、わたしの中の、不安が、ぐっと、減りました。
ルール③ 疑いが生まれたら、24時間以内に話す
3つめのルールは、これが、いちばん大事かもしれません。
「相手への疑いが、生まれたら、24時間以内に、話す」
わたしは、夫の浮気を、3ヶ月も、ひとりで、抱え込んでいました。 そのあいだに、わたしの中で、疑いは、どんどん、大きくなりました。
ふたりで、こう、決めました。
- 相手への「あれ?」と感じたら、24時間以内に、相手に、話す
- 重い話題でも、軽い話題でも、関係なく、話す
- 話すときは、責めるのではなく、「こう感じた」と、自分の気持ちを、伝える
これは、わたしには、最初、難しかったです。
「こんなこと、聞いたら、おかしい人と、思われるかな」と、感じることが、ありました。
ですが、24時間以内に、話すことで、疑いが、大きくならないうちに、解消できます。
3ヶ月、抱えてから話すより、24時間で話すほうが、ずっと、お互いに、楽です。
ルール④ 月に1回、夫婦の話し合いタイム
4つめのルールは、定期的な、話し合いの場、です。
「月に1回、最後の日曜の夜、夫婦で、30分だけ、ふたりで話す時間を持つ」
別記事(熟年離婚を真剣に考えて、3年かけてやめた話)にも書いた、わたしと夫の、月1回の話し合い、です。
話す内容は、こうです。
- 今月のお互いの体調
- 今月、気になったこと
- 来月の予定
- 相手にお願いしたいこと(月1回、必ず、ひとつだけ言う)
「相手にお願いしたいこと」を、必ず、ひとつだけ言う、というのが、ポイントです。
これは、不満を、ためずに、出すことで、お互いに、解決していくため、です。
たとえば、わたしが「あなた、ゴミ出し、最近忘れがちだから、明日からは、必ず出して」と、お願い。 夫が「お前、お風呂のあと、髪の毛、ちゃんと掃除して」と、お願い。
軽い、小さな不満を、月1回の場で、出し合う。
これで、大きな不満に、なる前に、ぜんぶ、解消できます。
この月1回の30分が、わたしと夫の、関係の、いちばんの支えに、なっています。
ルール⑤ お互いの家族のことで、踏み込みすぎない
5つめのルールは、お互いの実家(または、過去の人間関係)のことで、踏み込みすぎないこと、でした。
わたしと夫は、それぞれ、実家の親や、兄弟との関係を、持っています。
35年連れ添うと、お互いの実家のことに、つい、口を出したくなる時期が、ありました。
「あなたのお姉さん、最近、お母さんに、もっと、関わってあげるべきよ」 「お前の妹、もう少し、自立してほしいよな」
こういう言葉が、夫婦の関係を、知らないうちに、壊します。
ふたりで、こう、決めました。
- 自分の実家のことは、自分で、対応する
- 相手の実家への、口出しは、しない
- 相手の実家のことで、相談されたときだけ、軽く、応える
- 相手の実家との関係は、相手のペースに、合わせる
これで、お互いの実家のことで、夫婦が、衝突することが、なくなりました。
5つのルールを、続けてみて
2年経って、5つのルールは、わたしと夫の生活に、しっかり、溶け込みました。
具体的な変化を、整理します。
変化① 疑いが、生まれなくなった
ルール①②(お金と予定の共有)で、お互いの動きが、ぼんやり見えるように、なりました。 これで、わたしの中に、「夫が、何かを隠している」という疑いが、生まれにくく、なりました。
変化② 不満が、ためこまれなくなった
ルール③④(24時間以内の話、月1の話し合い)で、不満が、たまる前に、出し合えるように、なりました。 これで、わたしと夫の関係が、軽く、続いています。
変化③ お互いの実家との関係が、楽になった
ルール⑤(お互いの実家への、口出ししない)で、わたしと夫の、両方の実家との関係が、軽く、なりました。 夫が、わたしの実家について、何も言わない。 わたしも、夫の実家について、何も言わない。 これだけで、夫婦関係の、ストレスが、ぐっと、消えました。
公的な情報(参考)
夫婦関係の維持や、改善に関する公的な情報は、こちらをご参考に。
公的な情報源では、こう案内されています。
夫婦間のコミュニケーションは、お互いの気持ちを尊重し、定期的な対話を持つことが大切
(注: 公的なガイドラインは、年度により内容が変わります。最新の情報は、厚生労働省などの公式サイトで、ご確認ください)
夫婦関係に、本格的な問題がある場合は、夫婦カウンセラーや、家族問題に詳しい専門家への、ご相談も、ご検討ください。
同じ立場の方へ
もし、いま、夫(または妻)を、漠然と疑っていたり、夫婦関係に、もやもやしている方が、いらっしゃるなら、申し上げたいことが、ひとつあります。
ひとりで、抱え込まないでください。
夫(または妻)に、ちゃんと、ぶつけて、ふたりで、ルールを、決めてください。
5つのルールは、わたしと夫の家のものですが、ご家庭ごとに、合うルールは、違うはずです。
大事なのは、「ふたりで、決める」こと。
ふたりで、決めたルールは、不思議と、続きます。 そして、ふたりで、決めたルールが、夫婦の関係を、新しいかたちに、整え直してくれます。
35年連れ添ったわたしと夫が、63歳と66歳になって、新しい関係に、入りました。
それは、5つのルールの、おかげです。
なお、繰り返しになりますが、夫婦の取り組みは、ご家庭ごとに違います。ご家族とご相談のうえ、無理なく試してみてください。
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