熟年離婚の準備、わたしの友人が1年かけてしたこと
勢いで離婚せず、1年かけて準備してから離婚した、65歳のわたしの友人。お金の把握、住まいの確保、年金分割の確認、仕事探し、心の準備。後悔しない熟年離婚のために、友人が1年でした準備を、公的な情報と一緒にお伝えします。熟年離婚を考え始めた方へ。
65歳のわたしの友人、由美子さんは、62歳のとき、熟年離婚を、しました。
別記事(熟年離婚した友人の、3年後の家計を聞いた話)に書いた、由美子さん。
由美子さんが、わたしに、よく、言っていたことが、あります。
「熟年離婚は、勢いで、しちゃ、だめ。1年、かけて、ちゃんと、準備してから」
由美子さんは、長年の、ご主人の、モラハラに、耐えかねて、離婚を、決意しました。
ですが、すぐには、離婚せず、1年かけて、しっかり、準備を、してから、離婚しました。
そのおかげで、離婚後の、暮らしが、ぐっと、安定した、と、由美子さんは、言います。
今日は、その、由美子さんが、1年かけて、した、熟年離婚の準備を、お伝えします。
「熟年離婚を、考え始めた」方に、後悔しない準備の、ひとつの参考に、なれば、と思います。
重要なお断り:この記事は、わたしの友人の個人体験です。離婚にまつわる手続きや、お金のことは、個別の事情で、本当に違います。具体的なご相談は、必ず、弁護士などの、専門家に、ご相談ください。
なぜ、1年の準備が、必要なのか
由美子さんが、こう、教えてくれました。
「勢いで、離婚すると、お金も、住まいも、仕事も、何も、用意できてない。そうなると、離婚後の暮らしで、すごく、苦労する」
熟年離婚は、若い頃の離婚と、違います。
- 再就職が、難しい年齢
- 年金まで、まだ時間がある(または、年金が少ない)
- 体力も、これから、落ちていく
だからこそ、勢いでは、なく、しっかり、準備してから。
これが、後悔しない、熟年離婚の、いちばんの、コツ、だそうです。
由美子さんが、1年で、した準備を、順番に、お伝えします。
準備① お金の状況を、ぜんぶ、把握する
最初に、由美子さんが、したのが、夫婦の、お金の、把握でした。
- 夫婦の、預貯金(夫名義、妻名義、両方)
- 夫の、退職金(受け取り済み、これから受け取る分)
- 不動産(持ち家の、評価額、ローン残高)
- 株式、投資信託、保険
- 夫の、年金の、見込み額
別記事(熟年離婚の財産分与、わたしが知った3つの落とし穴)に書いた、財産分与の、落とし穴。
由美子さんは、財産分与で、自分が、どれくらい、受け取れるかを、把握するために、夫婦の、お金を、ぜんぶ、リストにしました。
「離婚後の、暮らしの、見通しを、立てるには、まず、お金を、知ること」
由美子さんの、言葉でした。
準備② 年金分割の、見込みを、確認する
次に、由美子さんが、したのが、年金分割の、確認でした。
別記事(熟年離婚の財産分与、わたしが知った3つの落とし穴)にも書いた、年金分割。
由美子さんは、年金事務所で、「年金分割のための情報通知書」を、取り寄せました。
これで、離婚した場合、自分の年金が、どれくらいに、なるかが、わかります。
公的な情報源では、こう案内されています。
年金分割のための情報通知書は、年金事務所で、請求することができ、分割した場合の、年金見込み額などを、確認できる
「離婚後の、年金が、月いくらに、なるか」を、知ることで、由美子さんは、暮らしの、見通しを、立てられました。
準備③ 住まいを、確保する
3つめが、住まいの、確保でした。
由美子さんは、離婚後、どこに、住むかを、1年かけて、考えました。
別記事(熟年離婚後の住まい、賃貸か購入かで悩んだ話)に書いた、住まいの、選択。
由美子さんは、財産分与で、受け取る、お金の見込みを、もとに、中古マンションを、現金で買う、計画を、立てました。
そして、離婚前から、少しずつ、物件を、見て回って、住みたいエリアを、絞り込みました。
「離婚してから、住まいを、探すのは、本当に、大変。離婚前に、ある程度、めどを、つけておくと、安心」
由美子さんの、言葉でした。
準備④ 仕事(収入源)を、考える
4つめが、収入源の、確保でした。
由美子さんは、長年、専業主婦。 離婚後、年金だけでは、暮らしが、ぎりぎり。
そこで、由美子さんは、離婚前から、パートの仕事を、探し始めました。
- 近所の、無理なく、続けられる、パート
- 自分の、体力に、合った、仕事
- 週2〜3回程度
「離婚後、すぐに、働けるように、離婚前から、仕事の、めどを、つけておいた」
由美子さんは、離婚と、ほぼ同時に、調剤薬局の、パートを、始められました。
準備⑤ 心の準備と、相談相手
5つめが、心の準備、でした。
熟年離婚は、お金や、住まいだけでなく、心の準備も、本当に、大事。
由美子さんは、こういうことを、しました。
- 信頼できる、友人(わたしを含む)に、相談する
- 離婚後の、生活を、具体的に、イメージする
- ひとりで、生きていく、覚悟を、固める
- 必要なら、カウンセリングも、利用する
別記事(熟年離婚を切り出された側、わたしの友人の話)に書いた、節子さんとも、由美子さんは、よく、励まし合って、いました。
「ひとりで、抱え込まないこと。相談相手が、いると、心の準備が、ちゃんと、できる」
由美子さんの、言葉でした。
準備⑥ 専門家に、相談する
そして、由美子さんは、離婚を、正式に、進める前に、弁護士に、相談しました。
- 財産分与の、見込み
- 年金分割の、手続き
- 慰謝料(モラハラの証拠)
- 離婚の、進め方(協議、調停、裁判)
別記事(熟年離婚の慰謝料、認められる場合とそうでない場合)に書いた、慰謝料の話。
由美子さんは、日頃から、ご主人の、モラハラを、日記に、記録していて、それが、慰謝料の、証拠に、なりました。
「専門家に、相談すると、自分の、権利が、ちゃんと、わかる。準備の、総仕上げ」
由美子さんの、言葉でした。
1年の準備で、由美子さんが、得たもの
1年かけて、準備をして、由美子さんが、得たものを、お伝えします。
得たもの① 離婚後の、暮らしの、安定
しっかり、準備したおかげで、由美子さんの、離婚後の暮らしは、ぐっと、安定しました。
住まいも、収入も、年金も、ぜんぶ、めどが、立っていたから。
「準備したから、離婚後、すぐに、新しい暮らしを、始められた」
得たもの② 後悔の、なさ
1年、じっくり、考えたことで、由美子さんは、離婚に、後悔が、ありません。
「勢いで、離婚していたら、きっと、後悔していた。1年、考えたから、これで、よかったと、心から、思える」
得たもの③ 自信
自分で、お金を、把握して、住まいを、確保して、仕事を、見つけて、専門家に、相談して。
ぜんぶ、自分で、準備したことが、由美子さんの、自信に、なりました。
「ひとりで、生きていく、自信が、ついた」
わたしが、由美子さんから、学んだこと
由美子さんの、1年の準備から、わたしが、学んだことを、お伝えします。
熟年離婚は、「決意」だけでは、できません。
「準備」が、あって、はじめて、後悔しない、離婚が、できます。
- お金を、把握する
- 年金分割を、確認する
- 住まいを、確保する
- 収入源を、考える
- 心の準備と、相談相手
- 専門家に、相談する
この、6つの準備を、1年かけて、する。
そうすれば、離婚後の暮らしが、安定して、後悔も、なくなる。
これが、由美子さんから、わたしが、学んだ、いちばん、大事なこと、です。
公的な情報(参考)
離婚の準備や相談について、公的な情報源では、こう案内されています。
離婚に伴う、財産分与、年金分割、慰謝料などについては、弁護士などの専門家に、相談することができる。経済的に余裕がない場合は、法テラスの、無料法律相談などを、利用できる場合がある
— 法務省「離婚」
ご自分のケースは、必ず、専門家に、ご相談ください。
さいごに
熟年離婚は、勢いで、するもの、ではありません。
1年、かけて、しっかり、準備してから。
お金、年金、住まい、仕事、心の準備、専門家への相談。
この6つの準備を、することで、離婚後の暮らしが、安定して、後悔も、なくなります。
由美子さんは、1年の準備のおかげで、いま、ひとりの暮らしを、しっかり、自信を持って、送っています。
熟年離婚を、考え始めた方は、どうか、勢いでは、なく、ゆっくり、準備をしてから、進めてください。
そして、その準備の、いちばん大事な仕上げは、専門家への、相談です。
なお、繰り返しになりますが、離婚にまつわる手続きやお金のことは、個別の事情で違います。具体的なご相談は、必ず、弁護士などの、専門家に、ご相談ください。
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