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介護

介護と仕事の両立、わたしが使った3つの制度

ヨバナシ編集部 読了 約6分

62歳まで働きながら、88歳の母の介護を続けた、いま65歳のわたしが、両立のために使った、3つの公的な制度を、お伝えします。介護休業、介護休暇、介護のための短時間勤務。それぞれの内容、申請の流れ、わたしの体験、公的な情報源を、丁寧にまとめました。働きながら介護をする方へ。

65歳のわたしは、62歳まで、パートで、働いて、いました。

そして、その間、88歳の母の、介護も、続けて、いました。

働きながらの、介護は、本当に、大変でした。

母が、急に、体調を、崩したとき。 母の、通院に、付き添うとき。 ケアマネさんとの、面談のとき。

そのたびに、仕事を、休まなければ、ならない。

「介護のために、仕事を、辞めるしかないのか」

何度も、そう、悩みました。

ですが、会社の、人事の方に、教えていただいた、3つの制度を、使うことで、わたしは、仕事を、辞めずに、介護と、両立することが、できました。

介護休業、介護休暇、介護のための短時間勤務。

今日は、その、3つの制度を、お伝えします。

「働きながら、介護を、している」「介護のために、仕事を、辞めるか、悩んでいる」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。

重要なお断り:この記事は、わたし個人の体験です。制度の内容や、利用条件は、勤務先や、年度で、変わることが、あります。具体的なご相談は、必ず、勤務先の人事、または、お住まいの労働局などに、ご確認ください。

介護離職は、しないほうがいい

最初に、いちばん、大事なことを、お伝えします。

介護のために、仕事を、辞める「介護離職」は、できるだけ、しないほうが、いいです。

公的な情報源でも、こう案内されています。

仕事と介護を両立できる環境を整えることが重要であり、介護のために離職することは、本人の経済的基盤や、再就職の面からも、慎重に考える必要がある

厚生労働省「仕事と介護の両立支援」

介護離職をすると、こうなります。

  • 収入が、なくなる(介護費用が、かかるのに)
  • 介護が、終わったあと、再就職が、難しい
  • 介護に、専念しすぎて、自分が、疲れ果てる

ですから、仕事を、辞める前に、まず、両立支援の制度を、使えないか、考えてください。

制度① 介護休業(まとまった期間、休む)

ひとつめが、介護休業です。

介護休業とは

家族の介護のために、まとまった期間、仕事を、休める制度です。

公的な情報源では、こう案内されています。

介護休業は、対象家族1人につき、通算93日まで、3回を上限に、分割して、取得することができる

厚生労働省「介護休業制度」

  • 対象家族1人につき、通算93日まで
  • 3回まで、分割して、取れる
  • 一定の条件を満たせば、雇用保険から、介護休業給付金(賃金の約67%)が、出る

わたしの、使い方

わたしは、母が、骨折で、入院・手術・リハビリを、したとき、介護休業を、使いました。

別記事(リハビリを始めた義母と、伴走した半年)のような、介護が、必要な時期。

最初の、ばたばたした時期に、約1ヶ月、介護休業を、取って、母の、入院の手続きや、リハビリの伴走に、専念できました。

そして、介護休業給付金で、賃金の、約67%が、出たので、収入の、心配も、ぐっと、減りました。

ポイント

介護休業は、「介護に、つきっきりに、なるため」ではなく、「介護の、体制を、整えるため」に、使うのが、おすすめ、です。

この1ヶ月で、ケアマネさんと、ケアプランを、整えて、介護サービスの、体制を、つくる。 そうすれば、介護休業のあと、仕事に、戻れます。

制度② 介護休暇(短時間、こまめに休む)

ふたつめが、介護休暇です。

介護休暇とは

介護休業が、まとまった期間、なのに対して、介護休暇は、短時間、こまめに、休める制度です。

公的な情報源では、こう案内されています。

介護休暇は、対象家族が1人の場合は年5日まで、2人以上の場合は年10日まで、1日または時間単位で、取得できる

厚生労働省「介護休暇制度」

  • 対象家族1人なら、年5日まで
  • 2人以上なら、年10日まで
  • 1日単位、または、時間単位で、取れる

わたしの、使い方

わたしは、この介護休暇を、いちばん、よく、使いました。

  • 母の、通院の、付き添い(半日)
  • ケアマネさんとの、面談(2時間)
  • 母の、デイサービスの、見学(半日)
  • 母の、急な、体調不良への対応(1日)

時間単位で、取れるので、「午後だけ、休んで、母の通院に、付き添う」、という使い方が、できました。

これが、働きながらの、介護に、いちばん、役立ちました。

制度③ 介護のための、短時間勤務など

みっつめが、介護のための、短時間勤務などの制度です。

短時間勤務などとは

公的な情報源では、こう案内されています。

事業主は、介護のための、短時間勤務制度、フレックスタイム制度、時差出勤、介護費用の助成など、いずれかの措置を、講じることが、義務付けられている

厚生労働省「介護のための所定労働時間の短縮等の措置」

  • 短時間勤務(1日の労働時間を、短くする)
  • フレックスタイム(出退勤の時間を、自由にする)
  • 時差出勤(出退勤の時間を、ずらす)

これらの、いずれかを、勤務先は、用意する義務が、あります。

わたしの、使い方

わたしは、母の、介護が、いちばん、大変だった、1年間、短時間勤務を、使いました。

  • 通常、1日6時間の、パートを、1日4時間に
  • 午前中だけ、働いて、午後は、母の、介護に

収入は、ちょっと、減りましたが、仕事を、辞めずに、すみました。

そして、母の、状態が、落ち着いたあと、また、6時間勤務に、戻りました。

3つの制度を、使うための、準備

3つの制度を、使うための、準備を、お伝えします。

準備① まず、勤務先の、人事に、相談する

これらの制度は、法律で、定められた制度です。 一定の条件を満たせば、どの会社でも、使えます。

まず、勤務先の、人事の方に「家族の介護のために、両立支援制度を、使いたい」と、相談してください。

わたしは、人事の方に、相談して、ぜんぶの制度を、教えていただきました。

準備② 地域包括支援センターに、相談する

仕事と、介護の、両立の、相談は、地域包括支援センターでも、できます。

ケアマネさんと、いっしょに、「働きながら、介護を、続けるための、ケアプラン」を、つくってもらいました。

準備③ ひとりで、抱え込まない

働きながらの、介護は、本当に、大変です。

ひとりで、抱え込まないで、勤務先、ケアマネさん、家族、みんなに、頼ってください。

わたしは、弟とも、介護を、分担して、なんとか、両立できました。

公的な情報(参考)

仕事と介護の両立について、公的な情報源では、こう案内されています。

仕事と介護を両立するための制度として、介護休業、介護休暇、短時間勤務などがある。詳しくは、お近くの、都道府県労働局や、勤務先に、ご確認ください

厚生労働省「仕事と介護の両立支援」

ご自分の、勤務先で、使える制度は、必ず、人事の方に、ご確認ください。

さいごに

働きながらの、介護は、本当に、大変です。

ですが、「介護のために、仕事を、辞めるしかない」と、思い込む前に、まず、3つの制度を、思い出してください。

  • 介護休業(まとまった期間、休む)
  • 介護休暇(短時間、こまめに休む)
  • 短時間勤務など(働き方を、変える)

この3つを、使えば、仕事を、辞めずに、介護と、両立できる可能性が、ぐっと、上がります。

わたしも、この3つの制度で、仕事を、辞めずに、母の介護を、続けられました。

そして、母の、介護が、落ち着いたあと、また、いつもの仕事に、戻ることが、できました。

介護離職は、できるだけ、しない。 両立支援の制度を、ちゃんと、使う。

これが、働きながら、介護をする方への、わたしからの、いちばんの、メッセージです。

なお、繰り返しになりますが、制度の内容や条件は、勤務先や年度で変わります。具体的なご相談は、必ず、勤務先の人事、または、労働局などに、ご確認ください。

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