ヨバナシ —女たちの秘密会議
介護

親の介護で困ったら、まず地域包括支援センターへ

ヨバナシ編集部 読了 約4分

親の介護が心配になったとき、どこに相談すればいいのか分かりませんでした。65歳のわたしが、地域包括支援センターに初めて相談した日のこと。どんな場所か、何をしてくれるのか、相談の流れを、体験からやさしくお伝えします。親の介護に不安を感じはじめた方へ。

「親の、もの忘れが、増えてきた。でも、どこに、相談すれば、いいの?」

母の、様子が、少し、おかしいと、感じはじめたとき、わたしは、途方に、暮れて、いました。

病院に、行くほどでは、ない。

でも、このまま、放っておくのも、心配。

そんなとき、知人に、教えてもらったのが、「地域包括支援センター」でした。

今日は、その、地域包括支援センターに、わたしが、初めて、相談した、体験から、どんな場所か、何を、してくれるのか、相談の、流れを、お伝えします。

「親の介護が、心配だけれど、どこに、相談すればいいか、わからない」と、感じている方に、ひとつの参考に、なればと思います。

なお、介護の制度や、相談先は、お住まいの地域によって、違うことが、あります。くわしくは、お住まいの、市区町村の窓口にも、ご確認ください。

地域包括支援センターって、何?

まず、地域包括支援センターとは、どんな場所か、お伝えします。

簡単に、言うと、高齢者の、暮らしを、まるごと、支える、相談窓口です。

地域包括支援センターは、市町村が設置主体となり、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等を配置して、住民の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、地域の住民を包括的に支援することを目的とする施設です。 (出典:厚生労働省「地域包括支援センターの概要」

つまり、介護のこと、健康のこと、お金のこと、いろいろな、困りごとを、まとめて、相談できる、場所、なのです。

しかも、相談は、無料です。

どこに、あるの?

地域包括支援センターは、全国の、市区町村に、あります。

たいていは、お住まいの、中学校区に、ひとつ、ある、イメージです。

「(お住まいの地域名) 地域包括支援センター」で、調べると、いちばん近い、センターが、わかります。

市役所の、介護の、窓口で、聞いても、教えて、もらえます。

わたしが、相談した日のこと

わたしは、勇気を、出して、母の、住む地域の、センターに、電話を、しました。

「母の、もの忘れが、気になって。でも、何から、すればいいか、わからなくて」

そう、話すと、職員の方が、こう、言って、くれました。

「よく、お電話、くださいました。一度、お話を、聞かせてください」

後日、わたしは、母を、連れて、センターを、訪ねました。

職員の方は、母の、様子を、ていねいに、聞いて、こう、提案して、くれました。

  • まずは、介護認定の、申請を、してみましょう
  • お母さまの、状態に、合った、サービスを、一緒に、考えましょう

ひとりで、抱えていた、不安が、すっと、軽く、なりました。

地域包括支援センターが、してくれること

地域包括支援センターが、してくれる、おもなことを、お伝えします。

① 介護の、相談に、のってくれる

「介護が、必要かも」と、思ったとき、まず、相談できます。

何から、始めればいいか、わからなくても、職員の方が、一緒に、考えて、くれます。

② 介護認定の、手続きを、手伝ってくれる

介護保険の、サービスを、使うには、介護認定が、必要です。

別記事(介護認定の更新と区分変更、わたしが申請した時の話)にも書いた、介護認定。

その、申請の、手伝いも、して、くれます。

③ 必要な、サービスに、つないでくれる

デイサービス、ヘルパー、施設など、必要な、サービスに、つないで、くれます。

別記事(老人ホームの種類と費用)のような、施設の、相談も、できます。

④ 介護以外の、困りごとも、相談できる

お金のこと、近所との、こと、悪質な、訪問販売の、ことなど、介護以外の、困りごとも、相談できます。

高齢者の、暮らし、まるごとを、支えて、くれる、心強い、存在です。

相談するときの、コツ

地域包括支援センターに、相談するときの、コツを、お伝えします。

困っていることを、メモして、いく

「もの忘れが、増えた」「ひとりでの、買い物が、心配」など、気になることを、メモして、いくと、話が、スムーズです。

親の、ふだんの様子を、伝える

職員の方に、親の、ふだんの、様子を、できるだけ、くわしく、伝えると、合った、提案を、して、もらえます。

早めに、相談する

「まだ、大丈夫」と、思っているうちに、相談しておくと、いざという、ときに、あわてずに、すみます。

別記事(介護施設の見学、わたしが3つ回って気づいたこと)のような、見学も、早めに、動くと、選ぶ、余裕が、生まれます。

さいごに

親の介護が、心配に、なったとき、どこに、相談すればいいか、わからず、ひとりで、抱え込みがちです。

そんなときは、まず、地域包括支援センターに、相談して、みてください。

介護のこと、健康のこと、お金のこと、まるごと、無料で、相談できます。

わたしも、相談して、ひとりで、抱えていた、不安が、ずいぶん、軽く、なりました。

「まだ、早いかな」と、思っても、大丈夫です。

早めに、相談しておくことが、いざという、ときの、安心に、つながります。

介護の、全体像を、知りたい方は、別記事(親の介護に直面した50代娘の完全ガイド)も、あわせて、ご覧ください。

なお、介護の制度や、相談先は、お住まいの地域によって、違うことがあります。くわしくは、お住まいの、市区町村の窓口に、ご確認ください。

= 関連する夜話 =

介護

「施設は嫌」と言う88歳の母と、62歳の私

88歳の母は、ずっと「施設には行きたくない」と言い続けてきました。脳梗塞で半身が不自由になった去年の冬、私はとうとう、施設の見学に踏み切らなければならなくなりました。母の「嫌」と、私の「もう無理」と、その間で揺れた、62歳の半年の記録です。介護に直面している同世代の方に、ひとつの参考になればと思います。

#60代 #老人ホーム #介護

介護

親が入院した日、わたしの最初の3時間でやったこと

82歳の父が突然救急車で運ばれた日、わたしは病院に駆けつけた最初の3時間で、何をすべきか分からず混乱しました。あれから3年、当時を振り返って、もし今もう一度同じ場面に立つなら絶対にやる5つのこと、そしてやらないほうがよかった3つのことを記録します。親の急変が心配な60代の方に。

#60代 #親の入院 #急変対応