おひとりさまの相続、わたしの友人が準備していること
子どもがいない、おひとりさまの友人が、自分の相続のために、準備していること。誰が相続人になるのか、遺言書の大切さ、死後の手続きを誰に頼むか。おひとりさまならではの、相続と終活の備えを、公的な情報と一緒にお伝えします。おひとりさまの方、その家族へ。
65歳のわたしの友人、洋子さん(66歳)は、結婚せず、子どももいない、「おひとりさま」です。
洋子さんが、最近、こう、言いました。
「わたしが、死んだあとのこと、ちゃんと、準備しておかないと、誰にも、迷惑、かけちゃうから」
おひとりさまの、相続や、終活は、家族がいる場合とは、また、違う、準備が、必要だそうです。
今日は、その、洋子さんが、おひとりさまの相続のために、準備していることを、お伝えします。
「おひとりさま」の方、または、おひとりさまの、ご家族や、ご親族の方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
重要なお断り:この記事は、わたしの友人の体験です。相続や、終活の手続きは、個別の事情で、本当に違います。具体的なことは、必ず、弁護士、司法書士などの、専門家に、ご相談ください。
おひとりさまの、相続人は、誰になるか
最初に、大事な、基本から。
おひとりさま(配偶者も子もいない人)が、亡くなったとき、誰が、相続人に、なるのか。
公的な情報源では、こう案内されています。
法定相続人の範囲は、配偶者と、血族相続人(子、直系尊属、兄弟姉妹の順)で、定められている
つまり、おひとりさまの場合、こう、なります。
- 親が、生きていれば → 親
- 親が、いなければ → 兄弟姉妹
- 兄弟姉妹も、いなければ → 甥・姪
- 誰も、いなければ → 最終的に、国庫に入る(国のものになる)
洋子さんの場合、両親は、すでに、他界。 相続人は、弟と、すでに亡くなった妹の子(姪)に、なります。
洋子さんが、準備している、5つのこと
洋子さんが、おひとりさまの相続のために、準備していることを、お伝えします。
準備① 遺言書を、作る
おひとりさまにとって、いちばん、大事なのが、遺言書です。
遺言書が、ないと、洋子さんの財産は、法定相続人(弟と姪)に、いきます。
でも、洋子さんは、「お世話になった、姪に、多めに残したい」「一部を、寄付したい」という、希望が、あります。
それを、叶えるには、遺言書が、必要です。
別記事(60代の終活、わたしが始めたエンディングノート)にも書いた、遺言書の大切さ。
洋子さんは、公正証書遺言を、作ることに、しました。
準備② 死後の手続きを、頼む人を、決める(死後事務委任)
おひとりさまの、いちばんの、心配は、「死んだあとの、手続きを、誰がするか」です。
- 葬儀の手配
- 家の片づけ、退去
- 公共料金などの、解約
- 役所への、届け出
これらを、誰かに、頼んでおく契約が、「死後事務委任契約」です。
洋子さんは、信頼できる、司法書士さんと、死後事務委任契約を、結びました。
準備③ 判断力が、衰えたときに、備える(任意後見)
もし、認知症などで、判断力が、衰えたら、自分の、お金の管理が、できなくなります。
おひとりさまには、それを、支えてくれる、家族が、近くにいないことも。
そこで、洋子さんは、判断力が、あるうちに、「任意後見契約」も、検討しています。
別記事(親の通帳と印鑑、わたしが預かるまでに決めたこと)にも書いた、成年後見制度。
おひとりさまは、任意後見を、早めに、準備しておくと、安心です。
準備④ 財産の一覧を、作っておく
洋子さんは、自分の、財産の一覧を、作っています。
- 銀行口座
- 保険
- 不動産
- 証券
これが、ないと、亡くなったあと、相続人(弟、姪)が、財産を、把握するのに、本当に、苦労します。
別記事(相続トラブルを未然に防ぐ、家族会議の3つのルール)にも通じる、財産の見える化。
おひとりさまこそ、財産一覧が、大事です。
準備⑤ 連絡してほしい人の、リストを作る
洋子さんは、「自分が、亡くなったとき、連絡してほしい人」の、リストも、作っています。
- 親しい友人(わたしも、入れてもらいました)
- 親族
- かかりつけ医
おひとりさまは、交友関係を、家族が、把握していないことが、多い。
リストが、あれば、大切な人に、ちゃんと、連絡が、いきます。
おひとりさまの、相談先
おひとりさまの、相続や、終活の、相談先を、お伝えします。
- 弁護士、司法書士(遺言、死後事務委任、任意後見)
- 自治体の、終活相談窓口
- 社会福祉協議会(地域によっては、終活支援サービスあり)
- 銀行の、遺言信託サービス
洋子さんは、まず、自治体の、終活相談窓口に、行って、そこから、司法書士さんを、紹介してもらいました。
公的な情報(参考)
おひとりさまの終活について、公的な情報源では、こう案内されています。
身寄りのない方などの、死後の手続きや、財産管理について、お住まいの、市区町村や、社会福祉協議会、専門家に、相談することができる
ご自分のケースは、必ず、専門家や、自治体に、ご相談ください。
わたしが、洋子さんから、学んだこと
洋子さんの、準備から、わたしが、学んだことを、お伝えします。
おひとりさまの、相続と、終活は、「自分のため」だけでなく、「残される人(親族、友人)のため」でも、あります。
ちゃんと、準備しておけば、亡くなったあと、親族や、友人が、困りません。
そして、準備することで、洋子さん自身も、「これで、安心」と、毎日を、前向きに、過ごせるように、なりました。
「おひとりさまだからこそ、ちゃんと、準備する」
洋子さんの、その、しっかりした、姿勢に、わたしも、夫がいるとはいえ、見習わなければ、と、思いました。
さいごに
おひとりさまの、洋子さんが、準備していること。
- 遺言書を、作る
- 死後事務委任契約を、結ぶ
- 任意後見を、検討する
- 財産の一覧を、作る
- 連絡してほしい人の、リストを作る
おひとりさまの、相続と終活は、家族がいる場合より、準備することが、多いです。
でも、ちゃんと、準備すれば、自分も、安心。 残される、親族や、友人も、困りません。
おひとりさまの方は、ぜひ、元気なうちから、少しずつ、準備を、始めてみてください。
そして、専門家や、自治体の、終活相談窓口を、ぜひ、頼ってください。
なお、繰り返しになりますが、相続や終活の手続きは、個別の事情で違います。具体的なことは、必ず、弁護士、司法書士などの、専門家に、ご相談ください。
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