= COLUMN =
友人に頼ることが苦手だった、わたしが変わった話
人に頼るのが苦手で、なんでも一人で抱え込んでいた65歳のわたし。母の介護で限界がきたとき、友人に初めて『助けて』と言えた日のこと。頼ることで、かえって友情が深まった体験を、ゆっくりお伝えします。人に頼るのが苦手な方へ。
65歳のわたしは、ずっと、人に頼るのが、苦手でした。
何でも、自分で、抱え込んで、「人に、迷惑を、かけたくない」と、いつも、思って、いました。
母の介護も、家のことも、ぜんぶ、ひとりで、頑張ろうと、していました。
ですが、母の介護で、限界が、きたとき、わたしは、初めて、友人に、「助けて」と、言えました。
そして、その日から、わたしは、少し、変わりました。
今日は、その、友人に、頼ることが、苦手だった、わたしが、変わった話を、お伝えします。
「人に、頼るのが、苦手」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
なお、人との付き合い方は、人それぞれです。あくまで、わたし個人の、体験として、お読みください。
なんでも、ひとりで、抱え込んでいた
わたしは、昔から、しっかり者と、言われて、きました。
- 困っても、人に、相談しない
- 「大丈夫?」と、聞かれても、「大丈夫」と、答える
- 頼まれごとは、引き受けるけど、自分からは、頼まない
「人に、迷惑を、かけたくない」 「弱音を、吐いたら、負け」
そんな、気持ちが、いつも、ありました。
別記事(友人関係の整理、わたしが65歳で手放した3つのおつき合い)にも書いた、わたしの、人付き合い。
人との、距離を、保つのは、得意でも、人に、頼るのは、本当に、苦手だったのです。
母の介護で、限界が、きた
そんな、わたしが、変わるきっかけに、なったのが、母の介護でした。
別記事(母の認知症の診断、家族で受け止めた3日間)に書いた、母の、認知症。
認知症が、進んで、母の介護が、本当に、大変に、なった時期。
わたしは、それでも、「自分が、なんとかしなきゃ」と、ひとりで、抱え込んで、いました。
弟にも、「大丈夫だから」と、言って、頼らない。 友人にも、「元気だよ」と、言って、弱音を、吐かない。
ですが、心も、体も、限界が、近づいて、いました。
夜も、眠れず、食欲も、なくなって、わたしは、ぼろぼろに、なって、いたのです。
初めて、友人に、「助けて」と、言えた日
ある日、友人の、智子さんと、お茶を、していたとき。
智子さんが、わたしの顔を、見て、こう、言いました。
「由紀子さん、あなた、最近、すごく、疲れた顔、してる。何か、あったの?」
その、優しい言葉に、わたしは、こらえていたものが、あふれて、初めて、友人の前で、泣きました。
「実は、母の介護が、つらくて。でも、誰にも、言えなくて」
智子さんは、わたしの、話を、ただ、聞いてくれて、こう、言いました。
「由紀子さん、もっと、早く、言ってよ。ひとりで、抱え込まないで」
「わたしに、できることが、あったら、何でも、言って。話を、聞くだけでも、いいから」
その言葉に、わたしは、肩の力が、すっと、抜けました。
「助けて」と、言っても、いいんだ。 人に、頼っても、いいんだ。
65歳にして、わたしは、初めて、そう、思えました。
頼ることで、変わったこと
友人に、頼れるように、なって、わたしの、毎日が、こう、変わりました。
変化① 心が、軽くなった
ひとりで、抱え込んでいたものを、友人に、話すだけで、心が、ぐっと、軽くなりました。
別記事(友人が病気になった、わたしができた3つのこと)にも書いた、「ただ、聞いてもらう」ことの、力。
それを、今度は、わたしが、受け取る側に、なりました。
変化② 友情が、深まった
不思議なことに、友人に、頼ったことで、友情が、深まりました。
智子さんは、こう、言ってくれました。
「由紀子さんが、頼ってくれて、うれしかった。わたしのこと、信頼してくれてるんだなって」
頼ることは、相手に、迷惑を、かけることでは、なく、相手を、信頼している、証だったのです。
変化③ わたしも、人を、頼れる存在に
頼ることを、覚えてから、わたしは、人を、頼ることも、人に、頼られることも、両方、できるように、なりました。
「お互いさま」の、関係。
それが、いちばん、心地よい、友人関係だと、気づきました。
頼るのが、苦手な人に、伝えたいこと
人に、頼るのが、苦手な方に、わたしが、伝えたいことを、お伝えします。
① 頼ることは、迷惑ではない
「人に、迷惑を、かけたくない」と、思って、頼れない方は、多いです。
でも、頼ることは、迷惑では、ありません。
むしろ、頼られた相手は、「信頼されている」と、うれしく、感じることが、多いのです。
② 「助けて」は、勇気のいる言葉
「助けて」と、言うのは、本当に、勇気が、いります。
でも、その、勇気を、出したとき、まわりは、ちゃんと、手を、差し伸べてくれます。
わたしも、智子さんに、助けられました。
③ 頼り合える関係が、人生を支える
ひとりで、抱え込まず、頼り合える関係。
それが、これからの、人生を、いちばん、支えてくれます。
別記事(60代で友達がほしいと思った日、わたしが行った3つの場所)にも書いた、友達の大切さ。
頼り合える友達が、いることは、本当に、心強いことです。
さいごに
人に、頼るのが、苦手だった、わたし。
母の介護で、限界が、きたとき、初めて、友人に、「助けて」と、言えました。
そして、頼ることで、心が、軽くなり、友情が、深まり、わたしも、頼り合える存在に、なりました。
頼ることは、迷惑では、ありません。 「助けて」は、勇気のいる言葉だけど、まわりは、ちゃんと、応えてくれます。 頼り合える関係が、これからの、人生を、支えてくれます。
人に、頼るのが、苦手な方は、ぜひ、いちど、勇気を出して、「助けて」と、言ってみてください。
きっと、まわりが、手を、差し伸べてくれて、そして、その関係は、もっと、深く、なります。
なお、人との付き合い方は、人それぞれです。ご自分のペースで、無理なく、頼り合える関係を、育ててみてください。
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