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コラム

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長年の友人と、意見が合わなくなった時のこと

ヨバナシ編集部 読了 約5分

40年来の親友と、政治や生き方の話で、意見が合わなくなった65歳のわたし。距離を置くべきか、それでも付き合い続けるべきか、悩んだ末にたどり着いた、長年の友人との『違いを抱えたまま付き合う』方法を、ゆっくりお伝えします。同じように友人関係に悩む方へ。

65歳のわたしには、40年来の、親友が、います。

恵美子さん(65歳)。 20代の、職場で、出会って、それから、ずっと、いちばんの、親友でした。

ですが、ここ数年、恵美子さんと、意見が、合わなくなる、ことが、増えました。

政治の話。 生き方の話。 お金の使い方。 子どもや、孫への、考え方。

若い頃は、何でも、同じだと、思っていたのに、年を重ねて、お互いの、考え方の違いが、はっきり、見えてきたのです。

「こんなに、考えが、違ったかしら」

わたしは、戸惑いました。

そして、悩みました。 このまま、距離を、置くべきか。 それとも、付き合い続けるべきか。

今日は、その、長年の友人と、意見が合わなくなった時の、わたしの、悩みと、たどり着いた答えを、お伝えします。

「長年の友人と、合わなくなってきた」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。

きっかけは、ささいな会話

恵美子さんと、意見が、合わないと、はっきり、感じたのは、ある日の、お茶の席でした。

最近の、ニュースの話から、政治の話に、なりました。

恵美子さんの、考えは、わたしとは、まったく、逆。

最初は、「そういう、考えも、あるわね」と、聞いて、いました。

ですが、恵美子さんが、だんだん、熱く、なって、「あなたは、わかってない」と、言い始めました。

わたしも、ちょっと、むっと、して、言い返しました。

その日は、なんとなく、気まずいまま、別れました。

「40年の、親友なのに、こんなことで、揉めるなんて」

わたしは、家に帰って、ぼんやり、悲しく、なりました。

なぜ、年を重ねると、意見が、合わなくなるのか

その後、わたしは、考えました。

なぜ、若い頃は、何でも、合っていたのに、年を重ねると、意見が、合わなくなるのか。

わたしなりに、たどり着いた、答えは、こうです。

理由① それぞれの、人生の経験が、違うから

40年の間に、わたしと恵美子さんは、それぞれ、別の人生を、歩んできました。

わたしは、夫の定年、母の介護、義母の看取り。 恵美子さんは、離婚、再就職、ひとり暮らし。

それぞれの、人生の経験が、それぞれの、価値観を、作りました。

経験が、違えば、考えが、違うのは、当然です。

理由② 年を重ねると、考えが、はっきりするから

若い頃は、まだ、自分の考えが、ぼんやり、していました。

ですが、年を重ねると、自分の考えが、はっきり、固まってきます。

だから、お互いの、違いが、はっきり、見えるように、なる。

これも、自然なこと、です。

理由③ 残りの時間を、意識するから

60代になると、残りの人生の時間を、意識します。

「自分の、信じることを、大事にしたい」

そういう、気持ちが、強くなって、考えを、譲りにくく、なる。

これも、あると、思います。

わたしが、悩んだ、2つの道

恵美子さんと、意見が、合わなくなって、わたしは、2つの道で、悩みました。

道A: 距離を、置く

「考えが、合わないなら、無理に、付き合わなくても、いい」

別記事(友人関係の整理、わたしが手放した3つのおつき合い)に書いた、人間関係の、整理。

合わない人と、無理に、付き合うのは、しんどい。

距離を、置く、という選択も、あります。

道B: 違いを、抱えたまま、付き合う

でも、恵美子さんは、40年来の、親友。

考えが、合わない部分は、あるけれど、それ以外の、たくさんの、思い出と、信頼が、ある。

「考えが、合わないから」だけで、40年の友情を、終わらせて、いいのか。

わたしは、迷いました。

わたしが、選んだのは、「違いを、抱えたまま」

長く、悩んで、わたしが、選んだのは、道B、「違いを、抱えたまま、付き合う」でした。

そのために、わたしは、恵美子さんとの、付き合い方を、こう、変えました。

変えたこと① 合わない話題は、避ける

政治、宗教、生き方の、深い話。

こういう、意見が、ぶつかりやすい話題は、恵美子さんとは、避けるように、しました。

代わりに、こういう話を、します。

  • 昔の、楽しかった思い出
  • 共通の、友人の話
  • 美味しい、お店の話
  • 健康の話
  • 孫の、かわいい話

合わない話題を、避けて、合う話題で、楽しむ。

これだけで、恵美子さんとの、お茶は、また、楽しい時間に、戻りました。

変えたこと② 「違っていい」と、認める

恵美子さんの、考えを、変えようと、しない。 わたしの、考えを、押し付けない。

「わたしと、恵美子さんは、考えが、違う。でも、それで、いい」

そう、心の中で、認めました。

40年の、親友でも、考えが、ぜんぶ、同じである、必要は、ない。

違っていても、友達で、いられる。

それに、気づいたら、心が、ぐっと、楽に、なりました。

変えたこと③ 友情の、土台を、思い出す

恵美子さんとの、40年。

つらい時に、支え合った。 楽しい時を、たくさん、共有した。 お互いの、家族の、大事な節目に、いっしょに、いた。

その、40年の、土台が、ある。

意見の、違いは、その、大きな土台の、ほんの、一部。

そう、思えば、意見が、合わないことくらいで、友情を、終わらせる必要は、ない。

違いを抱えて、付き合う中で、気づいたこと

「違いを、抱えたまま」、恵美子さんと、付き合う中で、わたしが、気づいたことを、お伝えします。

意見が、違う友人は、実は、貴重です。

自分とは、違う考えを、聞くことで、「そういう、見方も、あるのか」と、視野が、広がります。

考えが、ぜんぶ、同じ友人ばかりだと、自分の考えが、凝り固まって、しまう。

恵美子さんのように、考えの違う、親友が、いることで、わたしの、世界は、むしろ、広がっている。

そう、気づきました。

同じ悩みを持つ方へ

もし、いま、長年の友人と、意見が、合わなくなって、悩んでいる方が、いらっしゃるなら、申し上げたいことが、3つあります。

ひとつめ: 考えが、違うのは、当然

年を重ねれば、それぞれの、人生経験で、考えは、違ってきます。

考えが、合わなくなったのは、どちらかが、悪いわけでは、ありません。

自然なこと、です。

ふたつめ: 合わない話題は、避けていい

無理に、意見を、戦わせる必要は、ありません。

合わない話題は、避けて、合う話題で、楽しむ。

それで、十分、友達で、いられます。

みっつめ: 友情の土台を、大事にする

意見の違いは、長年の友情の、ほんの一部。

つらい時に、支え合った、たくさんの、思い出。

その、土台を、思い出してください。

きっと、意見の違いくらいで、終わらせるには、惜しい、友情のはずです。

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さいごに

40年来の親友、恵美子さんと、意見が、合わなくなった時。

わたしは、距離を、置くか、付き合い続けるか、悩みました。

そして、「違いを、抱えたまま、付き合う」ことを、選びました。

合わない話題は、避けて、「違っていい」と、認めて、40年の、友情の土台を、大事にする。

そうしたら、恵美子さんとの、お茶は、また、いちばん、楽しい時間に、戻りました。

考えが、違っても、友達で、いられる。

むしろ、考えの違う親友が、いることで、わたしの世界は、広がる。

それを、恵美子さんが、教えて、くれました。

なお、友人関係は、人それぞれです。合わないと感じる相手と、無理に付き合う必要はありません。ご自分の心地よい距離を、大事にしてください。

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