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友人関係の整理、わたしが65歳で手放した3つのおつき合い

ヨバナシ編集部 読了 約6分

65歳になって、わたしは思いきって、3つの古いおつき合いを、手放しました。月1のママ友ランチ、年賀状の半数、毎日のLINEグループ。手放すまでの躊躇と、手放した後の安堵を、正直に書きます。60代の人間関係の整理に悩んでいる方に、ひとつの参考として。

65歳になって、わたしは、思いきって、3つの古いおつき合いを、手放しました。

ひとつめは、月1回続いていた、ママ友ランチ。 ふたつめは、年賀状を出していた相手の、約半数。 みっつめは、毎日通知が鳴っていた、LINEグループ。

ぜんぶ、20年〜30年続いてきた、人間関係でした。

手放すまでに、わたしは、半年、悩みました。 そして、手放した後、本当にホッとしました。

別記事(義姉から年賀状をもらわなくなった年)に書いた、義姉から教わった「形だけのお付き合いを、自分の意志で減らす」を、わたしも、実践してみたのです。

今日は、その3つを手放した話を、正直に、お伝えします。

手放したもの① 月1のママ友ランチ

最初に手放したのが、月1回のママ友ランチでした。

20年続いていました。

メンバーは、息子の幼稚園時代から、ずっと一緒の、4人。 わたしと、香織さん、由美子さん、絵里さん。

最初の10年は、息子たちの話で、盛り上がっていました。 中学受験、高校受験、大学進学、就職、結婚。

それぞれの息子たちが、独立して、わたしたちは「ママ友」ではなくなり、ただの「月1ランチの友達」になりました。

ところが、後半の10年、わたしは、このランチに、だんだん、しんどさを感じるようになりました。

理由は、こうです。

  • 4人のうち、香織さんが、徐々にマウントを取るようになった
  • 「うちの孫が、〇〇できるようになった」「夫が、〇〇を買ってくれた」など
  • そのたびに、わたしを含む3人が、ぎこちなく、「すごいわね」と応える
  • 由美子さんが、香織さんへの嫌味を、わたしと絵里さんに、こっそり言うようになった
  • 絵里さんも、最近、欠席が増えていた

20年の友達なのに、いつの間にか、お互いに、本音を言えない、表面的な関係に、なっていたのです。

64歳の冬、わたしは、思いきって、4人に、こんなメッセージを送りました。

「みなさん、20年、本当にありがとうございました。わたしは、健康と、体力のことを考えて、月1のランチを、卒業させてください。これからも、おひとりずつとは、お会いしたいです」

香織さんからは、「あら、そう。じゃあ、また」と、あっさりした返事。 由美子さんからは、「わたしも、ちょうど考えていたところよ。本音を言ってくれて、ありがとう」と、深い返事。 絵里さんからは、「ありがとう。わたしも、最近しんどかった」と、安堵の返事。

返事が、3人とも、ぜんぜん違いました。

そして、結局、月1ランチは、4人とも、自然に消えました。

香織さんとは、その後、お会いしていません。 由美子さんとは、年に2回、ふたりでお茶。 絵里さんとは、月1回、近所の散歩。

20年の関係が、いまの2人の「本当の友人」に、絞られたのです。

手放したもの② 年賀状の半数

ふたつめは、年賀状の半数を、手放しました。

3年前まで、わたしは、80枚の年賀状を、毎年出していました。

内訳は、こんな感じです。

  • 親族(夫の親族、わたしの親族、孫世代): 25枚
  • 古い友人(学生時代、職場時代): 25枚
  • ご近所と、知り合い: 30枚

80枚を、毎年12月の半ばから、3週間かけて、書いていました。

64歳の頃から、これが、本当に、しんどくなりました。

理由は、こうです。

  • 80人のうち、約半数とは、3年以上、会っていない
  • 半数とは、年賀状以外で、連絡を取っていない
  • それでも「やめると失礼」と思って、続けていた

去年の冬、わたしは、年賀状を「半分」に減らしました。

具体的には、こんな基準で、絞りました。

  • 3年以内に、お会いした人: 残す
  • 3年以内に、電話や、手紙で連絡があった人: 残す
  • それ以外: 出すのをやめる

これで、80枚が、約40枚に、なりました。

出すのをやめた40人の方からは、最初の年(去年)、20人ほどから、年賀状が来ました。

その20人には、お返事として、寒中見舞いを、出しました。

そして、その20人からは、今年、年賀状が、来ませんでした。

つまり、わたしと相手の、両方の意思で、年賀状のお付き合いが、自然と、終わった、ということです。

20人の方とのお付き合いが、3年で、完全に「形だけ」になっていた、ということでした。

これは、寂しいことでは、なく、お互いに「もう、年賀状でつながらなくていい」と、感じていた、ということでした。

手放したもの③ 毎日のLINEグループ

3つめは、ご近所のLINEグループでした。

メンバーは、近所の同年代の主婦、8人。 最初は、町内の情報共有のために、5年前に作りました。

ところが、いつの間にか、メンバーのひとりが、毎日、こんな投稿を、するようになりました。

  • 朝食の写真
  • 夫の悪口
  • 政治の意見
  • ニュースへの感想
  • 体調の不安
  • 飼っている猫の動画

これが、毎日、20件以上、流れてくるのです。

わたしは、これを、毎日、読むのが、しんどくなっていました。

でも、グループを抜けると、ご近所付き合いに、影響するかもしれない。 そう思って、3年、我慢していました。

64歳の春、わたしは、思いきって、グループを抜けました。

ただ、抜けたあとに、「うちの庭の花、よかったら見にきて」というメッセージを、グループに残し、個別の連絡先を、3人に渡しました。

その3人は、わたしが、本当に「これからも、ご縁を続けたい」と感じていた方たちでした。

グループを抜けたあと、わたしは、その3人と、たまにお茶をしています。

それ以外の5人とは、町内で顔を合わせたときに、軽く挨拶する程度の関係に、なりました。

ご近所付き合いには、悪い影響は、ありませんでした。

LINEグループを抜けたことで、わたしの1日の、「LINEの通知を見る時間」が、月で約15時間、減りました。

その時間で、本を読んだり、夫と話したり、ひとりで散歩したり、できるようになりました。

手放すまでの、半年の悩み

3つを手放すまでに、わたしは、半年、悩みました。

主な悩みは、こうでした。

ひとつめ、「やめると失礼かもしれない」。

ですが、20年続けても、しんどさが消えないお付き合いは、たぶん、続けるほうが、お互いにとって、よくないのです。 やめることは、失礼では、ありません。 お互いの新しい段階に、進むこと、です。

ふたつめ、「ひとりぼっちになるかも」。

これも、思い込みでした。 手放したあと、本当に大事な人たち(由美子さん、絵里さん、ご近所3人など)との関係が、ぐっと、深まりました。 ひとりぼっちには、なりませんでした。

みっつめ、「あとで後悔するかも」。

1年経って、わたしは、後悔していません。 むしろ、「もっと早く、手放しておけばよかった」と、思っています。

手放した後の、安堵

3つを手放して、1年。

わたしの1日が、ぐっと、軽くなりました。

具体的には、こんな感じです。

  • 月1回の、ぎこちないランチで、疲れることが、なくなった
  • 12月の3週間を、年賀状で潰すことが、なくなった
  • 毎日のLINEの通知に、心が乱れることが、なくなった

そして、空いた時間で、本を読み、夫と散歩し、ひとりで思索する時間が、増えました。

これは、わたしの65歳の、いちばんの贈り物に、なっています。

60代で、人間関係を整理したい方へ

もし、いま、人間関係に、しんどさを感じている方がいらっしゃるなら、申し上げたいことが、ひとつあります。

「やめる」は、悪いことでは、ありません。

20年、30年続けたお付き合いを、思いきってやめる勇気を、ぜひ、持ってみてください。

3つの基準が、わたしには、役に立ちました。

  • 3年以内に、心から「会いたい」と思って、お会いしたか
  • そのお付き合いが、自分にとって、エネルギーを与えるか、奪うか
  • 続けるのが、義務感だけか

3つのうち、2つ以上が「いいえ」なら、手放しても、たぶん、後悔しません。

手放したあとに、残るのは、本当に大事な数人です。

数は減っても、その数人との関係は、ぐっと、深くなります。

それが、60代以降の、人間関係の、いちばん豊かなかたちかも、しれません。

少なくとも、わたしの65歳は、3つを手放して、本当に、軽くなりました。

これからの15年、20年を、新しい人間関係のかたちで、過ごしていきます。

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#60代 #友人 #病気