夫の定年延長で、わたしが書き直した家計計画
夫が、67歳まで、定年を、延長することに、なりました。65歳の夫を持つ、わたしが、家計計画を、ぜんぶ、書き直しました。延長で増える収入、減る支出、追加の貯蓄計画、5年後の見通しを、丁寧に、お伝えします。同じく夫の定年延長を考えるご夫婦の参考に。
64歳のわたしと、65歳の夫。
夫は、もともと、65歳で、定年退職する、予定でした。
ですが、先日、夫の会社から、こう、提案が、ありました。
「定年を、67歳まで、延長しませんか?週4日勤務、給料は、現役時の60%」
夫と、わたしで、ゆっくり、話し合って、夫は、67歳までの、定年延長を、選びました。
そして、わたしは、家計計画を、ぜんぶ、書き直しました。
定年延長で、増える収入。 延長で、減る、特別な支出。 追加の貯蓄計画。 5年後の、夫婦の見通し。
今日は、その家計計画の、書き直しの、流れと、結果を、お伝えします。
「夫の定年延長を、考えている」「定年延長で、家計が、どう変わるか、知りたい」と、感じている、ご夫婦に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
重要なお断り:この記事は、わたし個人の家計計画の体験です。家計の試算や、年金の取り扱いは、ご家庭ごとに、本当に違います。具体的なご相談は、必ず、社会保険労務士さん、または、ファイナンシャルプランナーさんに、ご相談ください。
夫の、定年延長の、契約内容
最初に、夫の、定年延長の、契約内容を、整理します。
雇用条件
- 期間: 65歳〜67歳の、2年間
- 勤務形態: 週4日(月、火、水、木)、9:00〜17:00
- 給料: 現役時(65歳までの給料)の、60%
- 賞与: なし
- 退職金: 65歳時で、すでに、支給済み(追加なし)
- 健康保険: 引き続き、会社の健康保険(国民健保への切り替え不要)
月の収入(額面)
- 現役時の月給: 45万円(額面)
- 延長時の月給: 45万円 × 60% = 27万円(額面)
- 月の手取り(税・保険料控除後): 約22万円
年金との関係
夫は、65歳から、老齢年金の、受給を、開始しました。
- 国民年金(老齢基礎年金): 月6万8千円
- 厚生年金(老齢厚生年金): 月9万7千円
- 月額合計: 月16万5千円
定年延長中も、年金は、ぜんぶ、受け取れます(ただし、在職老齢年金の調整に注意)。
夫の場合、月収27万円なので、在職老齢年金の、調整(支給停止)対象には、なりません(2026年現在、48万円以下なら、調整なし)。
家計計画の、書き直しの、流れ
家計計画を、書き直した、流れを、お伝えします。
ステップ① 現状の家計を、整理
まず、夫が、定年延長前(64歳まで)の、家計を、整理しました。
月の収入(夫65歳直前)
- 夫の給料(月の手取り): 36万円
- 年金: まだ受給開始前
- 月収合計: 36万円
月の支出
- 住宅ローン: 月8万円(残り3年)
- 食費: 月7万円(夫婦+月1〜2回お孫さん)
- 水道光熱費: 月2万円
- 通信費: 月1万円
- 国民健康保険(夫の現役保険): 含む
- 保険(生命、医療): 月3万円
- 自動車関連: 月3万円
- 雑費・交際費: 月7万円
- 月の支出合計: 月31万円
月の収支
月収36万円 - 月支出31万円 = 月5万円の黒字 (夫婦の貯蓄: 月5万円)
ステップ② 定年延長後の、家計の予測
夫が、67歳までの、定年延長を、受けた、後の、家計の予測。
月の収入(夫65歳〜67歳)
- 夫の延長給料(月の手取り): 22万円
- 夫の年金: 月16万5千円
- わたしの年金(64歳から、繰り上げ受給は、せず): 0円
- 月収合計: 38万5千円
月の支出(変わらない予定)
- 住宅ローン: 月8万円(あと3年)
- 食費: 月7万円
- 水道光熱費: 月2万円
- 通信費: 月1万円
- 保険: 月3万円
- 自動車関連: 月3万円
- 雑費・交際費: 月7万円
- 月の支出合計: 月31万円
月の収支
月収38万5千円 - 月支出31万円 = 月7万5千円の黒字
定年延長前より、月の黒字が、月2万5千円、増えました。
ステップ③ 67歳以降の、家計の予測
夫が、67歳で、本当に、退職した後の、家計。
月の収入(夫67歳以降)
- 夫の年金: 月16万5千円
- わたしの年金(65歳から、ぼんやり): 月9万5千円
- 月収合計: 月26万円
月の支出(住宅ローン完済後)
住宅ローンは、67歳の春に、完済。 以降、月8万円が、なくなる。
- 住宅ローン: 0円
- 食費: 月7万円
- 水道光熱費: 月2万円
- 通信費: 月1万円
- 保険: 月3万円
- 自動車関連: 月3万円
- 雑費・交際費: 月7万円
- 月の支出合計: 月23万円
月の収支
月収26万円 - 月支出23万円 = 月3万円の黒字
ぎりぎり、黒字。 特別な出費(医療費、家電の買い替え)が、出ると、すぐ、赤字。
5年後(夫70歳、わたし69歳)の、見通し
5年後の、家計の見通しを、こう、立てました。
月の収支(5年後)
- 夫の年金: 月16万5千円
- わたしの年金: 月9万5千円
- 月収合計: 月26万円
- 月の支出: 月23万円
- 月の黒字: 月3万円
5年間の、貯蓄の見通し
定年延長中の、2年間の貯蓄: 月7万5千円 × 24ヶ月 = 180万円 退職後の、3年間の貯蓄: 月3万円 × 36ヶ月 = 108万円
合計: 288万円
これだけ、貯蓄が、増える、予定です。
既存の、夫婦の貯蓄
- 現在の貯蓄: 1,800万円(預貯金1,200万円 + 投資信託600万円)
- 退職金(65歳で受給済み): すでに、上の貯蓄に、含まれる
5年後の、貯蓄
1,800万円 + 288万円 = 約2,100万円
これが、5年後(夫70歳、わたし69歳)の、夫婦の、貯蓄の見通し、です。
家計計画の、書き直しで、わたしが、深く、考えたこと
家計計画を、書き直して、わたしが、深く、考えたことを、3つ、お伝えします。
考え① 「年金 + 給料」の、2年間が、大きい
夫の、定年延長で、いちばんの、家計のメリットは、「年金 + 給料」の、2年間です。
通常、年金を、受け取り始めると、給料が、なくなります。
ですが、定年延長で、年金(月16万5千円)と、給料(月22万円)が、合計、月38万5千円。 これが、2年間、続く。
「月収のピーク」、と、わたしは、感じました。
この2年間で、貯蓄を、しっかり、積み立てるのが、家計の、いちばんの、コツです。
考え② 夫の、健康と、心が、いちばん大事
家計のメリットは、大きいけれど、夫の、健康と、心の、無理が、ないかも、いちばん、見るべき。
夫と、ゆっくり、話して、こう、決めました。
- 週4日勤務(月〜木)で、金土日は、休み
- 夫の体調が、悪化したら、いつでも、辞める
- 通勤の負担を、減らすため、リモートワークを、月の半分にする
- 趣味の時間(釣り、読書)を、ちゃんと、確保する
家計のメリットを、追いかけて、夫が、しんどくなったら、本末転倒。
夫の、健康と、心を、いちばん、優先します。
考え③ 「働ける間」が、人生の、いちばんの財産
夫と、わたしで、ゆっくり、話し合った、いちばんの結論が、これです。
「働ける間」、それ自体が、人生の、いちばんの、財産。
お金が、増えることも、もちろん、大事。 ですが、それ以上に、「夫が、まだ、社会と、つながっている」、その実感が、夫の、心の、いちばんの、栄養に、なって、います。
定年延長は、お金の話、だけ、ではない。 夫の、生きがいと、社会との、つながりを、守る、選択でも、ある。
これを、家計計画の、書き直しで、わたしは、深く、感じました。
公的な情報(参考)
定年延長と、年金との関係について、公的な情報源では、こう案内されています。
高年齢者雇用安定法により、企業は、65歳までの、雇用確保措置(定年延長、継続雇用制度、定年廃止)が、義務付けられている。70歳までの就業確保措置は、努力義務
夫の会社の、67歳までの、定年延長は、努力義務に、基づくもの、です。
ご自分のケースは、必ず、社労士さん、または、人事の担当の方に、ご確認ください。
さいごに
夫の、定年延長で、わたしは、家計計画を、ぜんぶ、書き直しました。
「2年間の、年金 + 給料」のピーク。 「67歳以降の、年金だけの、ぎりぎり、黒字家計」。 「5年後の、夫婦の、貯蓄2,100万円」。
家計の数字を、ぜんぶ、見える化することで、わたしは、ぼんやりとした、不安が、ぐっと、減りました。
そして、夫の、健康と、心が、いちばん、大事。 夫が、ぼんやり、笑って、月〜木の、出勤を、続けている、その姿が、わたしには、いちばんの、安心。
これからの、5年間。 夫婦で、ちゃんと、家計を、見守って、お互いの、健康と、心を、いちばんに、考えながら、過ごしていきます。
なお、繰り返しになりますが、家計や年金の取り扱いは、ご家庭ごとに違います。具体的なご相談は、必ず、社労士さん、または、ファイナンシャルプランナーさんに、ご相談ください。
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