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連絡が途絶えた友人と、20年ぶりに再会した話
若い頃、いちばん仲のよかった友人と、ささいなことで連絡が途絶えて20年。65歳のわたしが、ふとした偶然から、その友人と再会した日のこと。途絶えた理由、再会の緊張、そして20年の空白を越えて戻った友情を、ゆっくりお伝えします。疎遠になった友人がいる方へ。
65歳のわたしには、若い頃、いちばん、仲のよかった、友人が、いました。
久美子さん。
20代から、30代にかけて、本当に、なんでも、話せる、親友でした。
ですが、わたしが、40代の頃、ささいなことが、きっかけで、連絡が、途絶えました。
それから、20年。
久美子さんとは、一度も、会わず、連絡も、取らないまま、過ぎました。
ですが、先日、ふとした、偶然から、わたしは、久美子さんと、20年ぶりに、再会しました。
今日は、その、20年ぶりの、再会の話を、お伝えします。
「ささいなことで、疎遠になった友人がいる」と、感じている方に、ひとつの参考に、なれば、と思います。
連絡が、途絶えた理由
久美子さんと、連絡が、途絶えたのは、本当に、ささいなことが、きっかけでした。
わたしが、40代の頃。
久美子さんの、子どもの、進学のことで、わたしが、よかれと思って、言った、ひとことが、久美子さんを、傷つけて、しまったのです。
「うちの子は、もっと、上を、目指せたのに」
そんなふうに、聞こえる、言い方を、わたしが、して、しまった。
久美子さんは、ぐっと、黙って、それから、だんだん、連絡が、減って、いきました。
わたしも、なんとなく、気まずくて、自分から、連絡できなかった。
そうして、20年が、過ぎました。
20年、心の隅に、あった、後悔
20年の間、わたしは、ときどき、久美子さんのことを、思い出しました。
「あのとき、わたしの、言い方が、悪かった」 「ちゃんと、謝れば、よかった」
そんな、後悔が、ずっと、心の隅に、ありました。
別記事(友人関係の整理、わたしが手放した3つのおつき合い)に書いた、人間関係の整理。
久美子さんとの、関係は、わたしが、手放したのでは、なく、こじれたまま、放っておいて、しまった、もの。
それが、ずっと、心に、引っかかって、いました。
ふとした、偶然の、再会
そんな、ある日。
わたしは、近所の、大きな病院に、母の付き添いで、行きました。
その、待合室で。
ふと、隣に、座った女性が、わたしの顔を、見て、こう、言いました。
「あの…由紀子さん?」
久美子さんでした。
20年ぶりの、久美子さん。
髪は、白くなって、少し、年を、重ねていましたが、あの、優しい、目元は、変わって、いませんでした。
「久美子さん…!」
わたしは、本当に、驚いて、言葉が、出ませんでした。
久美子さんも、ご主人の、付き添いで、その病院に、来ていた、そうです。
20年の、空白を、越えて
待合室で、わたしと久美子さんは、しばらく、ぎこちなく、話しました。
最初は、お互いに、緊張して、当たり障りのない、近況の話。
でも、わたしは、思い切って、こう、言いました。
「久美子さん、あのとき、ごめんね。わたしの、言い方が、悪かった。ずっと、謝りたかったの」
久美子さんは、ちょっと、驚いた顔を、して、それから、ふっと、笑って、こう、言いました。
「もう、いいのよ。わたしも、あのとき、ちょっと、過敏に、なってたの。子どものことで、いっぱい、いっぱいで」
「むしろ、わたしのほうこそ、連絡を、絶っちゃって、ごめんね」
20年の、わだかまりが、その、ひとことで、すっと、溶けて、いきました。
わたしと久美子さんは、待合室で、20年分の、話を、ぽつぽつ、始めました。
再会してから
その再会から、わたしと久美子さんは、また、連絡を、取り合うように、なりました。
月に1回、お茶をして、20年分の、お互いの、人生を、少しずつ、埋めて、います。
- 久美子さんの、子どもが、立派に、独立したこと
- わたしの、母の介護、義母の看取りのこと
- お互いの、夫のこと
- これからの、人生のこと
不思議なことに、20年の、空白が、あっても、話し始めると、すぐに、あの頃の、なんでも、話せる、関係に、戻りました。
「20年、会ってなかったのに、こんなに、すぐ、戻れるなんてね」
久美子さんが、笑って、言いました。
本当に、いい友人とは、時間が、空いても、また、すぐに、つながれる。
それを、わたしは、久美子さんとの、再会で、知りました。
再会から、わたしが、学んだこと
久美子さんとの、20年ぶりの再会から、わたしが、学んだことを、お伝えします。
学び① こじれた関係は、謝れば、戻ることがある
20年、こじれていた、久美子さんとの関係。
わたしが、勇気を出して、「ごめんね」と、言ったことで、すっと、戻りました。
ささいなことで、こじれた関係は、ちゃんと、謝れば、戻ることが、あります。
「もう、20年も、経ったから」と、諦めなくて、いいのです。
学び② 後悔は、行動で、しか、消えない
20年、心の隅に、あった、後悔。
それは、ずっと、考えているだけでは、消えませんでした。
久美子さんに、実際に、会って、謝って、はじめて、消えました。
後悔は、行動で、しか、消えない。
それを、わたしは、学びました。
学び③ いい友人とは、時間を、越えてつながれる
20年の、空白が、あっても、久美子さんとは、すぐに、戻れました。
本当に、いい友人とは、時間が、空いても、また、つながれる。
別記事(友人と始めた朝の散歩、続いた1年の話)に書いた、いまの友人との、つながりも、大事。 でも、昔の友人との、再会も、また、宝物です。
疎遠になった友人がいる方へ
もし、いま、ささいなことで、疎遠になった友人がいる方が、いらっしゃるなら、申し上げたいことが、あります。
もし、その友人のことを、ときどき、思い出して、心が、痛むなら、それは、まだ、その友人が、あなたにとって、大切な人、だということ。
勇気を出して、連絡を、してみてください。
「久しぶり」の、ひとことから、始めてみてください。
20年でも、30年でも、いい友人なら、また、つながれます。
そして、もし、自分に、非があったなら、素直に、謝ってみてください。
後悔は、行動で、しか、消えません。
さいごに
20年ぶりに、再会した、久美子さん。
ささいなことで、途絶えた、20年の、わだかまりが、「ごめんね」の、ひとことで、すっと、溶けました。
いまは、また、月1回、お茶をする、大切な友人に、戻りました。
こじれた関係は、謝れば、戻ることがある。 後悔は、行動で、しか、消えない。 いい友人とは、時間を、越えて、つながれる。
久美子さんとの、再会が、わたしに、教えて、くれた、大切なこと、です。
疎遠になった友人を、ときどき、思い出す方は、どうか、勇気を出して、連絡を、してみてください。
きっと、20年の、空白を、越えて、また、つながれます。
なお、人との関係は、人それぞれです。ご自分の、心地よいかたちで、無理なく、つながりを、大切にしてください。
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