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楽しみ・ひとり時間

60代から始める『大人の趣味』10選|月3,000円から続く

ヨバナシ編集部 読了 約6分

「60代から趣味を始めるなんて遅すぎる」と思っていませんか。実は60代こそ、時間と少しの予算で人生が変わる年代。月3,000〜5,000円で続けられる定番の趣味10選、3ヶ月でやめる人と続く人の違い、ご近所の教室と通信講座の使い分け方をまとめます。

「もう60歳。今さら新しいことを始めても」

そう思って、やってみたい趣味のリストを引き出しの奥に閉じ込めていませんか。

シニアの友達作り3つのポイントでも紹介されているように、60代から始めた趣味が、その後の20年の人生を支える土台になることは少なくありません。

実際、カルチャーセンターの新規入会者の約4割が60代以上、これは10年前と比べて2倍以上の増加です。「遅すぎる」は、もう過去の常識です。

この記事では、60代から始めて続けやすい月3,000〜5,000円の趣味10選、3ヶ月で挫折する人と長く続く人の違い、ご近所の教室と通信講座の使い分け方をまとめます。

全体像から把握したい方へ:この記事は「楽しみ・ひとり時間」シリーズの一部です。生活費、趣味、スマホ活用、一人外出、一人旅、健康とお金の備えまでを7場面で整理した 60代から始める『自分時間』の完全ガイド もあわせてどうぞ。

60代から趣味を始めるベストタイミング3つ

① 子どもの独立後

子どもが家を離れ、家事の負担が大幅に減るタイミング。週に5〜10時間、自分の時間が確保できます。

② 夫の定年前後

夫が家にいる時間が増える前に、「私の世界」を作っておくのが大事。主人在宅ストレス症候群対策でも触れているように、夫婦お互いに別々の趣味を持つことが熟年期を穏やかに過ごす鍵です。

③ 介護が落ち着いた後

親の介護や看取りを終えた後の喪失感を、新しい何かで埋める時期。新しい人間関係も、趣味から自然に生まれます。

月3,000〜5,000円で続けられる趣味10選

1. 俳句・短歌

  • 費用:月2,000〜4,000円(NHK文化センターなど)
  • 時間:月2回×2時間
  • おすすめ:日々の感受性が鋭くなる、新聞投稿で達成感
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(紙とペンだけ)

2. 写真・スマホ写真

  • 費用:月3,000〜5,000円(教室+プリント代)
  • 時間:月2回外出+プリント
  • おすすめ:散歩のついでに楽しめる、孫やペットの記録に
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(スマホでOK)

3. ヨガ・ピラティス

  • 費用:月4,000〜6,000円(市民スポーツセンター)
  • 時間:週1〜2回×1時間
  • おすすめ:体力維持、姿勢改善、関節の柔軟性
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐(マットだけあれば)

4. 絵手紙・水彩画

  • 費用:月3,000〜4,000円(公民館講座など)
  • 時間:月2回×2時間
  • おすすめ:自宅でも続けられる、贈り物にも喜ばれる
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐(道具一式5,000円程度)

5. 書道

  • 費用:月3,000〜5,000円(書道教室)
  • 時間:月2〜4回×2時間
  • おすすめ:集中力UP、年賀状・冠婚葬祭で重宝
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐(道具一式8,000円程度)

6. 料理・パン作り

  • 費用:月3,000〜6,000円(クラスによる)
  • 時間:月1〜2回×2〜3時間
  • おすすめ:家族にも喜ばれる、新しい知り合いができる
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(道具は家にあるもので)

7. 茶道・華道

  • 費用:月3,000〜8,000円
  • 時間:月2〜4回×2時間
  • おすすめ:精神性が深まる、和の美意識に触れる
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐(着物・和の作法も学ぶ)

8. ガーデニング

  • 費用:月2,000〜5,000円(苗・土・肥料)
  • 時間:好きな時に
  • おすすめ:マイペースで続けられる、無料で楽しめる
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(プランター1つから)

9. ハイキング・ウォーキング

  • 費用:ほぼ無料(靴・水筒のみ)
  • 時間:週1〜2回×2〜4時間
  • おすすめ:健康維持、自然との触れ合い、低費用
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐⭐⭐(明日からでも)

10. 楽器演奏(ウクレレ・ピアノ)

  • 費用:月4,000〜8,000円(楽器代別)
  • 時間:週1回×1時間+自宅練習
  • おすすめ:脳の活性化、新しい挑戦の楽しみ
  • 始めやすさ:⭐⭐⭐(楽器代1〜5万円)

3ヶ月で挫折する人と続く人の違い

挫折する人の特徴

  • 道具・服装に最初から大金を投じる
  • 週3回以上のハイペースで始める
  • 完璧を目指してプロのレベルを求める
  • 誰にも見せず一人で続ける

続く人の特徴

  • 道具は最低限で始め、続ける気持ちが固まったら買い足す
  • 週1回ペースで無理せず
  • 「楽しめれば60点でOK」のメンタル
  • 発表会・サークルなど”見てもらう場”を作る

「上達」より「継続」を目標にするほうが、結果として上達も早いです。

ご近所の教室と通信講座の使い分け

ご近所の教室・カルチャーセンターを選ぶ場合

メリット:

  • 直接指導が受けられる
  • 新しい人間関係ができる
  • 行く理由ができるので継続しやすい
  • 発表会・修了式などイベントがある

おすすめ:

  • NHK文化センター(全国):月3,000〜6,000円
  • 朝日カルチャーセンター
  • 公民館・市民会館の講座(月2,000円以内のことも)
  • ヨガ・ピラティススタジオ

通信講座・オンラインを選ぶ場合

メリット:

  • 自分のペースで進められる
  • 移動時間がかからない
  • 介護や家庭事情で家を空けにくい人向け
  • 録画があれば何度も見られる

おすすめ:

  • ユーキャン(書道、俳句、写真など)
  • NHKカルチャーオンライン
  • YouTube無料講座

併用がベスト

月1回のリアル教室+家での自主練が、最もバランスが良いです。

64歳・恵子さん(仮名)の俳句デビュー

恵子さんは、夫の介護を終えた後、ぽっかり穴が空いた気持ちで2年間過ごしていました。「何か始めなきゃ」と思いつつ、何にも踏み出せない日々。

転機は、新聞の朝刊で見た俳句教室の広告でした。

「月2,000円なら…」と軽い気持ちで参加した近所の公民館の俳句教室。

1ヶ月目

ノートと鉛筆だけで参加。最初は何も書けなかったが、先生と他の生徒(同年代女性6人)の優しさに救われた。

6ヶ月目

近所を散歩しながら、「日々の景色を言葉にする習慣」ができてきた。新聞の俳句欄に投稿するようになる。

1年目

地方紙の俳句コーナーで初入選。家族からも「最近、母さん明るいね」と言われる。

2年後(66歳)

俳句サークルの会計係を引き受け、年に2回の同人誌の発行に携わる。月3,000円の出費が、20年分の生きがいに変わった。

「60代で始めた趣味が、人生で一番続いている趣味になった。20代で始めた趣味は全部やめた。始めるのに遅いはない、と今ならわかる」

始める前に、3つの問い

問い1:1年後に続けていそうか?

3ヶ月続けば、1年は続く。3ヶ月続けるためには、ハードルを下げること。月2回・月3,000円から。

問い2:誰かに自慢したくなる趣味か?

「これ、私やってるんだ」と言いたくなるものを選びます。自分の中で誇れる趣味を見つけることが、続ける原動力になります。

問い3:体力的に60代向きか?

70代・80代になっても続けられるものを選ぶと、人生のラスト30年を支える土台になります。

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始められる場所


秘密会議のみなさんへ

  • 60代から始めても、遅くない
  • 月3,000〜5,000円で十分始められる
  • 続く人の特徴:道具最低限・週1回・60点でOK・見てもらう場
  • ご近所教室+家での自主練の併用がバランス◎
  • 3ヶ月続けば、1年は続く

「やってみたい」と思った瞬間が、人生で一番若い瞬間です。今夜、近所の公民館の講座一覧を覗くところから、始めてみてください。

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