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60代の髪型、白髪と一緒に試した3つのスタイル

ヨバナシ編集部 読了 約5分

63歳で白髪染めをやめてから、わたしは3つの髪型を試しました。ショートボブ、ふんわりミディアム、ベリーショート。それぞれ3ヶ月ずつ続けて、自分の顔と暮らしに合うかどうかを確かめました。65歳のいま、わたしが落ち着いた1つのスタイルと、そこまでの試行錯誤を、写真はないですが具体的にお伝えします。

63歳で、わたしは白髪染めをやめました。

別記事(63歳、白髪を染めるのをやめた朝のこと)に書いた、わたしの大きな決断でした。

染めるのをやめてから、わたしは「白髪のままで似合う髪型」を、本気で探し始めました。

2年かけて、3つの髪型を試しました。 それぞれ3ヶ月ずつ続けて、自分の顔と暮らしに合うかを、ゆっくり確かめました。

65歳のいま、わたしは1つのスタイルに落ち着いています。

この記事では、わたしが試した3つのスタイルと、最終的に選んだものを、お伝えします。

お断り:この記事は、わたし個人の体験です。髪型の似合い方は、お顔の形、髪質、髪の量、ライフスタイルで大きく違います。具体的にご検討の方は、信頼できる美容師さんにご相談ください。

白髪と髪型の、3つの関係

最初に、白髪と髪型の関係について、わたしが学んだことを整理します。

ひとつめ、白髪は、長い髪より、短めの髪のほうが、きれいに見えやすい。

これは、白髪が黒髪より光を反射しやすいので、長く伸ばすと、白さが「ぼやけて」見えやすい、という話を、美容師さんから聞きました。

ふたつめ、白髪は、ふんわりよりも、すっきりまとめたほうが、上品に見えやすい。

ふんわりさせると、白さが目立って、年齢以上に見えがちです。 ある程度、形が決まっているほうが、白髪が「素材」として活きやすい、と教わりました。

みっつめ、白髪は、襟元と耳のあたりが、いちばん大事。

顔の周りの白髪は、毎日見える部分です。 ここが整っていると、白髪全体が「整った印象」になります。

試したスタイル①: ショートボブ(あごのライン)

最初に試したのは、ショートボブでした。

長さは、あごのライン。 前髪は、眉の下まで、ややワイドに。 襟元は、すっきりカット。

3ヶ月続けた感想は、こうでした。

よかった点

  • 朝のセットが、5分で済む(ドライヤーで乾かして、毛先を内巻きに)
  • 顔の輪郭が、はっきり見える
  • 帽子の似合い方が、ぐっと良くなった
  • 料理中に、髪が落ちてこない

合わなかった点

  • 風が吹くと、前髪が乱れる
  • 後頭部のボリュームが、自分には少し物足りなかった
  • 子どもの結婚式など、ややフォーマルな場面で、まとめにくい

ショートボブは、3ヶ月で「悪くないけど、ベストではない」と感じました。

試したスタイル②: ふんわりミディアム(肩のライン)

次に試したのは、ふんわりミディアムでした。

長さは、肩のラインより少し下。 前髪は、長めに伸ばして、横に流す。 全体は、ややふんわりとパーマをかけて、動きを出す。

3ヶ月続けた感想は、こうでした。

よかった点

  • 後ろから見たとき、ふわっと女性らしい
  • まとめるときの選択肢が広い(ポニーテール、ハーフアップなど)
  • セットの幅が広くて、気分で雰囲気を変えられる

合わなかった点

  • 朝のセットに、15分以上かかる
  • パーマ代が、年4回で約30,000円(月2,500円相当)
  • 風や雨の日に、髪が広がりやすい
  • 白髪が、ふんわりとぼやけて見える日があった

3ヶ月続けて、わたしには、これは「やや手間がかかりすぎる」と感じました。 そして、白髪との相性が、ショートよりも、わたしの場合は微妙でした。

試したスタイル③: ベリーショート(耳が出る長さ)

3つめに試したのは、ベリーショートでした。

長さは、耳が完全に出る、思いきった短さ。 前髪も、ややワイドに、眉の上。 襟足は、自然な毛流れに合わせて、すっきりと。

3ヶ月続けた感想は、こうでした。

よかった点

  • 朝のセットが、3分で済む
  • シャンプーが、本当にラク(コンディショナーもごく少量)
  • 白髪が、はっきりと、形として見えて、上品な印象になった
  • 夏の汗の悩みが、ぐっと減った
  • お風呂上がりの、髪を乾かす時間が短い

合わなかった点

  • 美容院の頻度が、1.5ヶ月に1回必要になった(月平均5,000円)
  • 寒い季節の、首元の保温が必要
  • イヤリングや、ピアスが、すごく目立つ(これは、好みによっては良い点でもある)

3ヶ月続けて、ベリーショートは、わたしには、いちばん「気持ちが軽くなる」スタイルでした。

最終的に選んだスタイルと、理由

2年間、3つのスタイルを試して、わたしが落ち着いたのは、「ショートボブとベリーショートの中間」でした。

具体的には、こんな感じです。

  • 長さ: 耳が半分隠れる(ショートボブより短く、ベリーショートよりやや長い)
  • 前髪: 眉の少し下、横にも流せる長さ
  • 後頭部: 自然な丸みを残す
  • 襟足: すっきり、ややシャープに

このスタイルにしてから、1年が経ちました。

朝のセットは、5分。 美容院は、月1.5回(1.5ヶ月に1回)。 1ヶ月の美容代は、約3,500円。 パーマもカラーもなし。

これが、わたしの65歳の、いちばん落ち着いた髪型です。

60代の髪型、3つのコツ

3つのスタイルを試して、わたしが学んだコツを、3つだけお伝えします。

コツ① 美容師さんと「白髪との付き合い方」を、最初に話す

美容師さんとの最初の30分の相談で、「白髪のままで暮らしたい」「白髪を活かす髪型がいい」と、はっきり伝えてください。

美容師さんも、お客さんの希望を、ちゃんと聞いてから提案してくれます。 「白髪を染めましょう」と勧められる方は、自分の希望をちゃんと伝えていないことが、多いと感じます。

コツ② 3ヶ月ずつ、試す

新しい髪型は、1回試して終わりではなく、3ヶ月続けてみてください。

3ヶ月で、季節が変わり、いろんな場面(外出、料理、お祝いごとなど)を経験できます。 本当に自分に合うかは、3ヶ月で、ようやく見えてきます。

コツ③ お金と時間のコストを、最初に計算する

髪型を選ぶ前に、「月にいくらかかるか」「朝のセットに何分かかるか」を、計算してください。

ふんわりミディアムのように、1ヶ月で2,500円のパーマ代がかかる髪型は、長期で見ると、結構な出費です。 ベリーショートのように、美容院に1.5ヶ月に1回必要な髪型は、年間で約60,000円。

お金と時間のコストを、最初に把握すると、ライフスタイルに合うかが、見えやすくなります。

白髪を活かす髪型に、共通すること

3つのスタイルを試して、白髪を活かす髪型に、共通することがあると、わたしは感じています。

それは、「形が、はっきりしている」こと。

ふんわりよりも、シャープに。 長くよりも、短めに。 ぼやけさせるよりも、輪郭をはっきりさせる。

これが、白髪を「年齢のサイン」ではなく、「素材の個性」に変える、と、わたしは2年で学びました。

ふんわりした髪型は、確かに、若々しく見えます。 ですが、65歳のわたしには、形がはっきりした髪型のほうが、自然で、似合っていました。

さいごに

白髪染めをやめると、最初は「どう髪型を整えたらいいかわからない」と、迷う方も多いと思います。

ですが、3ヶ月ずつ、ゆっくり試してみると、自分に合うスタイルが、必ず見つかります。

ベリーショートのように、思いきって短くするのも、ひとつの選択。 ショートボブのように、輪郭をはっきりさせるのも、ひとつの選択。

どれが正解、ということは、ありません。

ご自分のお顔の形、髪質、ライフスタイル、お仕事(または、お仕事がない場合の暮らし方)に合うものが、いちばん長く続けられる髪型です。

65歳のいま、わたしは、自分の髪型に、本当に満足しています。

白髪染めをしていた頃の自分には、たぶん、想像できなかったことでした。

なお、髪型の選び方は人によって違います。具体的なご検討の際は、信頼できる美容師さんとよくご相談のうえ、お決めください。

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